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平成21年7月28日(火)放送分
ゲスト
野菜農家大谷 軍二(おおや ぐんじ)さん
概要
今日の市長いまどきトークは、野菜農家の大谷さんをゲストに迎えてお送りします。大谷さんは、定年後の趣味で野菜作りを始め普通のものでは飽き足らず、丸いものを四角にと四角いスイカを生産され、「たまちゃんおすわり」という商標登録をし、四角いトマト、みかんも生産中です。大谷さんには、四角い野菜をつくり始めたきっかけや、苦労したこと、今後の抱負などを語っていただきました。
市長 今日のゲストは、大谷軍二さんにお越しいただきました。こんにちは、よろしくお願いします。
大谷さん はい、よろしくお願いします。
市長 先日、市役所に来ていただき、めずらしい野菜を持ってきてくれました。何を持ってきたかといいますと、スイカを四角にしたと四角いスイカを持ってきてくれました。食べさせてはもらえませんでしたので、味はわかりませんが。見た目は直方体で変わったスイカをつくり始めたというので、今日は大谷さんに来ていただきました。
この四角いスイカというのは、なぜ作ったのですか。スイカは丸いのが当たり前ですが。
大谷さん はい、これは当たり前のものが当たり前だと考えは何もいらないですが、当たり前のものを逆にとればどうか。例えばスイカやトマトは丸い形が当たり前ですが、それを四角にしたらどうかと一昨年の12月頃から考えていました。
市長 一昨年から考え始めたということは、去年は作ったのですか。
大谷さん 去年も作りましたが、自分の家でできるスイカ・トマト・みかんがどれくらいの大きさになるかがわからなくて、枠を少し大きめにつくってしまいました。
市長 それでは、ゆるすぎてしまったのですね。
大谷さん はいそうです。それなので、去年のうちにどれくらい枠を小さくすれば四角になるかという計算の元で、今年は作ってみました。約70%~80%の成功を収めることができました。
市長 このようなものを作るということは、大谷さんはダジャレが好きな感じですか。丸いのが当たり前の物を、発想を変えて四角にしてしまうなんて、少し落語的というか漫才的というか。このような感覚がないとできないですよね。
大谷さん そうですね。当たり前が当たり前でないようにするのは、どのようにしたら良いかを考えました。
市長 農業といえば、できるだけ美味しい物をつくり、量産をして市場へ出荷して生活していくものだと思いますが。でも大谷さんの場合、四角いスイカを作ったりしているだけでは、生活の糧にはあまりならないと思いますが。
大谷さん でも、それがですね、同じ農業をするのであれば、いかに楽しく農業をやれるかが根本となっています。
市長 なるほど、これで多くの収入を得ようという意識はないのですね。
大谷さん はい、そこまでいってしまうと枠を大量生産しなくてはいけないですから、そうすると農業が疎かになってしまうと思います。できるだけ、自分の技術にあったうまいものを作っていきたいと考えています。ですので、数はあまり多く作りません。
市長 そうですか。畑はどれくらい耕作していますか。
大谷さん 畑は約20アールです。
市長 それで、スイカはどれくらい生産できますか。
大谷さん スイカの場合は、1株で出荷できる数は25個と決めてあります。
市長 けっこう取れるものですね。
大谷さん 大玉・小玉スイカで約20株作っています。
市長 そうすると、約400個作ることができますか。
大谷さん そうですね、約400個を目標としています。大玉スイカは1株で約8個ですね。
市長 スイカ全部に枠を付けているのですか。丸いのもありますか。
大谷さん はい、丸いものがほとんどで、枠をつけるのは一部です。枠の材料費が約1,800円かかりますので。去年、試行錯誤で10個枠を作りました。
市長 けっこう経費がかかりますね。
大谷さん そうですね、でも農業をしながらやっていますので。本当は買って食べた方が安いですけど、それでは面白くありません。どうせやるなら、材料費にお金をかけて、汗水を流した方が楽しいと思います。それが基本です。
市長 それが醍醐味かもしれませんね。お孫さんから、おじいちゃん四角いスイカ食べたいとか言われませんか。
大谷さん はい、あります。先日、遊びに来たとき渡しました。
市長 反応はどうでしたか。喜んだのではないですか。
大谷さん はい、孫はおじいちゃんが作ったものはおいしいと言ってくれるので、その気になってしまいます。
市長 スイカのほかにトマトも四角いものを作っているそうですが、トマトはよくできましたか。
大谷さん はい、去年トマトも枠に入れて四角いのができまして、今年も四角いトマトを作りました。
市長 トマトは難しそうだけとどうですか。
大谷さん トマトの場合はたくさん生りますので、少し間引きながら枠に入れています。
市長 トマトを枠に入れると、重みで落ちてしまったりしませんか。
大谷さん それは、落ちないように工夫をしています。横に縄を張って、枠を縄に結んでトマトが落ちないようにしています。
市長 他にも、みかんも四角くしているようですが。
大谷さん はい、みかんも四角くしました。みかんが一番楽でした。
市長 そうですか、皮が硬いからですかね。
大谷さん みかんは意外と大きくなるのに、圧力が強いので作りやすかったです。
市長 農業を楽しみながら、自分で工夫して面白いものを作る。資料を見たら、商標登録証を特許庁から出してもらっていますが、商標登録はしておいたほうがいいですか。
大谷さん 商標登録は全国的に調べましたら、三重県や藪塚で四角や三角のスイカを作ったということは聞いていましたが名称がなかったので、去年作りながら、先に商標登録をしてしまおうということで、「たまちゃんおすわり」で登録申請をしました。
市長 かわいいネーミングですね。
大谷さん 今の世の中が、家族や地域との会話やかかわりが少なくなってきていますので、座布団の中に一家だんらんをイメージして、みんな仲良くということで「たまちゃんおすわり」で登録を済ませました。
市長 野菜の商標登録はめずらしいですよね。
大谷さん おかげさまで、野菜と果物が該当して登録が認められました。
市長 よかったですね。世の中に「たまちゃんおすわり」は、大谷さんの登録したものしかないわけですから。「たまちゃんおすわり」を太田市民に知ってもらって、食べていただきたいですね。
大谷さん みなさんに見てもらうため、城西や九合の農産物直売所に置かせてもらっています。
市長 売れましたか。
大谷さん みなさんに見てもらうのが目的でしたので、高い値段をつけて売れないようにしました。
市長 いつか、みなさんに食べてもらえる機会があるといいですね。
大谷さん 今度、地区のお祭りがありますので、子ども達に提供したいと思っています。
市長 そうですか。これからもがんばってください。本日はありがとうございました。

