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平成21年12月8日(火)放送分

ゲスト

ゲストさんと 歌謡大型紙芝居 ただあき一座
渡辺 忠明(わたなべ ただあき)さん

概要

 今日の市長いまどきトークは、ボランティアで市内にある高齢者施設などで「歌謡大型紙芝居」を上演し人気を集めている渡辺忠明さんをお迎えしてお送りします。かつらや着物を身に着けた渡辺さんが、A1サイズのイラストボードに描いた「瞼の母」や「一本刀土俵入」などの紙芝居を独特の動きを織り交ぜながら読み上げながら上演しています。趣味で漫画を描き、出版社への投稿を続けてきた経験を生かして完成させた紙芝居が好評で、「歌謡大型紙芝居 ただあき」を発足し、今では、高齢施設や地域の敬老会で活躍されています。渡辺さんには、今後の活動や目標についてお話いただきました。

市長   今日のゲストは、とてもユニークで独創的な活動をしている「歌謡大型紙芝居 ただあき一座」の渡辺忠明さんに来ていただきました。よろしくお願いします。

渡辺さん よろしくお願いします。

市長   最初に、どんな活動をしているか教えてもらえますか。

渡辺さん はい、昭和20~30年代の流行歌をもとに、小説や舞台を自分なりにアレンジして演じてみようということで始めました。

市長   年間どれくらい、上演していますか。

渡辺さん 今年は、施設や敬老会などで45箇所ほど回らせてもらいました。

市長   演目が「瞼の母」「雪の渡り鳥」「一本刀土俵入」「沓掛時次郎」など時代物が多いですね。

渡辺さん そうですね、浪曲や大衆演劇の中で一番流行っていたものです。私は見たことはないですが、昔は青年会の人たちが演芸会を神社でやぐらを組んで上演していたようですが、それを一人でやっていると思っていただければわかりやすいと思います。

市長   そうですね。昔は演芸会というのをやっていましたね。それを一人で始め、対象はお年寄りですか。

渡辺さん はい、大人向けとしています。これから、自分の名を広めるためには中高年の皆さんに見ていただくのが一番だと思いました。

市長   いずれは、全国デビューをしたいという気持ちがありますか。

渡辺さん はい、あります。なんとかがんばって、素人がどこまでできるかを試してみたいです。

市長   いいですね。できれば、巣鴨のとげぬき地蔵あたりでできたらいいね。

渡辺さん 実は、先日道具一式を持って路上で演じようと思い、とげぬき地蔵まで行ったのですが、場所を借りようとしたら今日だけだったらいいけど、その後はだめだよとはっきり言われてしまい、今回の上演は断念してしまいました。いつかはとげぬき地蔵周辺で演じてみたいです。

市長   路上や駅前広場などで看板を掲げてやったら面白いと思いますね。
お客さんの前で踊ったり、歌ったりすることに抵抗や緊張はないですか。

渡辺さん 最初は多少抵抗はありましたが、お客さんの反応がものずごく良かったりすると気持ちがいいですね。練習も自分なりに研究してビデオを撮り、動きを確認しながら特訓をしています。

市長   得意な演目のセリフを言ってみてください。

渡辺さん はい、18番の「瞼の母」をやります。
     「おかみさん、20年前に番場の宿に置いてがれた、あんたのせがれ、忠太郎でござんす。よく、顔を見てやっておくんなせ。」
     「なんだってんだい。えー、突然現れて。あたしゃ、お前みたいなの知らないんだよ」
     「それでは、覚えがないとおっしゃるんでござんすかい。忠太郎にはまったく覚えがないと・・・」

市長   いいね。かっこいいね。

渡辺さん ありがとうございます。いろいろな芝居を観て研究はしましたが、あんまり堅苦しくしてしまうと、時代劇になってしまうので、言い方を少し若いイメージでやってます。

市長   渡辺さんは今、何歳ですか。

渡辺さん 34歳です。

市長   34歳ならではの、若い雰囲気ですね。今のセリフの口調は、結構うけますね。

渡辺さん そうですか。ありがたいです。

市長   お客さんは、親近感を持てますよね。昔の時代のものをやってくれると、感激しますよね。

渡辺さん はい、よろこんでもらったり、懐かしいと涙を流してくれたりします。

市長   「瞼の母」なんでいいですよね。だいたい、人情物が多いですか。

渡辺さん そうですね。人情物のほうがお客さんの受けがいいです。でも、人情物ばかりをやっていては、飽きられてしまうので、自分なりの解釈で時代劇から現代劇まで幅広く演じられないと、お客さんに飽きられてしまうと思います。

市長   渡辺さんは収入源となる仕事は何をしていますか。

渡辺さん 仕事は自営業で大工をしています。学校卒業後、他に就職することなく、実家に戻り大工をしています。

市長   せっかく、大衆劇を志したのですから、もっと勉強をして芸を磨き、紙芝居を描いて、収入を得られるようになるといいですね。例えば、観劇料を一人500円にするなど。

渡辺さん そうですね、まだまだ未熟ですので勉強して、お客さんから観劇料をいただけるよう芸を磨きたいと思います。今は、名前が広まるように地道に続けて行きたいです。

市長   紙芝居も水彩画で上手に描いてあります。

渡辺さん ありがとうございます。人に見てもらって情景がわかるように描いています。

市長   紙芝居もあり、立ち回りやセリフもあり、歌もありますので、素晴らしい芸能だと思います。多くの皆さんに喜んでもらえるように、これからもがんばってください。本日はありがとうございました。

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