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地籍調査のメリット

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004074 更新日:2023年1月1日更新 印刷ページ表示

土地トラブルの防止に役立ちます

 土地の境界などが不明確であると、様々なトラブルが発生する恐れがあります。
 地籍調査を実施すると、精密な測量と境界に対する座標(地球上の位置を示す数値)の付与がされるため、次のようなトラブルを未然に防止することに役立ちます。

  • 土地を購入し、改めて実測したところ土地登記簿の面積と異なっていた。

登記簿の面積と実際の面積が異なり困っている様子

  • 塀を作り替えようとしたら、隣の土地所有者から「境界が違う」と指摘された。

境界の位置について隣人と言い争っている様子

  • 相続を受けたが、土地の正確な位置がわからなかった。

相続を受けた土地の正確な位置がわからず困っている様子

 

土地取引の円滑化に役立ちます

 土地の売買をする際に、隣接地との境界確認や土地登記簿と現況の整合確認に時間と労力を費やす可能性があります。
 地籍調査を実施すると、正確な土地の状況が土地登記簿に反映されるので、登記内容の信頼性が高まり、安心かつスムーズに土地取引ができます。

地籍調査の結果に基づいて円滑に売買契約を行っている様子

 

よりよいまちづくりに役立ちます

 地籍調査を実施すると、自治体がその土地の状況を正確に把握できるので、きめ細やかなまちづくりの計画・立案が可能となります。
 また、地籍調査の成果を基礎データとして利用することで、コストの削減も期待できます。

調査結果を活用してまちづくりを計画する様子

 

公共事業の円滑化に役立ちます

 道路や下水道、公園の整備や駅前再開発などを実施する際に、事前の調査や測量に多大な時間と労力を費やす必要があります。
 地籍調査を実施すると、境界の確認が容易にできるため、公共事業が円滑に進みます。

公共事業が円滑に進んでいる様子

災害復旧の迅速化に役立ちます

 地震、洪水、火山噴火、土砂崩れなどの災害が発生してしまった際に、元の境界がわからないために復旧に時間がかかる恐れがあります。
 地籍調査を実施すると、個々の土地の位置が座標により管理できるため、万一の災害の後でも迅速な復旧・復興が期待できます。

迅速な災害復旧がされている様子