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太田駅周辺土地区画整理事業概要
第1.土地区画整理事業の名称等
1.土地区画整理事業の名称
太田都市計画事業太田駅周辺土地区画整理事業
2.施行者の名称
太田市(法第3条第4項)
3.施行期間
自 平成 8年 8月 1日(認可の公告の日)
至 平成33年 3月31日
4.総事業費
239億円
5.経過
事業計画認可 平成 8年 7月25日(8月 1日公告)
事業計画(第1回変更)認可 平成12年 6月 5日(6月12日公告)
実施計画承認 平成12年 9月 4日
事業計画(第2回変更)認可 平成17年 6月23日(7月 7日公告)
実施計画(第1回変更)承認 平成17年 8月 8日
事業計画(第3回変更)認可 平成20年 3月24日(3月31日公告)
第2.施行地区
1.施行地区の位置
本地区は、東武鉄道太田駅を中心とする既成市街地で、本市の中心的商業・業務地である面積約31.0haの地区である。
なお、地区北側を主要地方道前橋・館林線が東西に、地区中央部を国道407号が南北に縦貫している。
2.施行地区の区域
本地区内の名称は次のとおりである。
- 太田市東本町の一部、本町の一部、浜町の一部、飯田町の一部、新島町の一部
第3.設計の概要
1.設計説明書
(1)土地区画整理事業の目的
太田市は、首都圏より約70km、群馬県南東部に位置し、南側を埼玉県(深谷市、熊谷市)に接している。県内有数の工業都市
であり、北関東でも屈指の製品出荷額を誇っている。また、東日本最大規模の天神山古墳、女体山古墳、金山城跡、大光院等の
名所も数多く残っている。
本地区は、東武鉄道太田駅を中心に鉄道に沿って東西に長く位置し、商業・業務地区の中心として、本市の顔としての役割が
期待されているが、公園緑地は皆無で無秩序な宅地開発による狭小道路や密集市街地の形成が多くみられる。よって良好な
宅地の整備を幹線道路や公園緑地等の公共施設の整備と併せて行い、駅周辺街区の有効な高度利用を図り、経済ポテンシャルの高い市街地環境を合わせ持つ、本市の顔にふさわしい地区を創出する。
(2)施行地区内の土地の現況
(イ)地区内人口及び人口密度
本地区の人口は、約1,400人であり、人口密度は約45人/haである。
(ロ)土地利用状況
本地区は、駅周辺部と主要地方道前橋・館林線の沿線にかけて商業地が形成され、東側の一部が工業用地として利用されている他は、住宅地であるが、商業との混在が顕著にみられる状況である。
(ハ)公共施設の状況
道路は、主要な道路を除いて幅員6m未満の道路がほとんどであり、駅周辺部の商業地においても、幅員4m未満の道路が多くみられる。
公園緑地は、本地区内に皆無であり、今後の整備が望まれている。
河川は、一級河川八瀬川が地区内を西側から中央部へ流下し、水路は、浜田用水路と四ヶ村用水路が地区内西側を北から南へ流下し、東武鉄道太田駅の東側を矢島用水路が北から南へ流下している。
(ニ)地勢
本地区は、概ね平坦で北から南へ、また西から東へと緩い傾斜をなしており、標高は約43m~40mである。
(ホ)供給処理施設の状況
本地区では、上水道、下水道、電気は全域に供給されている。また都市ガスもおおむね供給されているが、地区東側の一部ではプロパンガスが使用されている。
(へ)学校等文教施設
本地区内には、義務教育施設はなく、児童は地区外の太田中央小学校、太田小学校及び太田東小学校へ、生徒は地区外の太田西中学校、太田北中学校及び太田東中学校へ通学している。
(ト)地価
本地区の地価の平均は、不動産鑑定評価等の結果により推定すると、平成8年8月時点で約 122,000円/平方メートルである。
(3)設計の方針
(イ)土地利用計画
本地区の用途地域は、東武鉄道太田駅周辺、太田中央通り線及び南裏通り沿線を商業地域、浜町及び本町の鉄道沿線を第2種住居地域、九合85号線の東側を準工業地域とする。
土地利用については、東武鉄道太田駅を中心に駅前広場を包含した交通結節拠点を形成し、駅北側は高次都市機能を有する施設群を配置し、新しい都市拠点を形成させる。また既成市街地の更新を目指し、南北駅前広場周辺及び太田中央通り線沿道に商業業務系施設を計画し、またその他は中高層集合住宅及び低層住宅等の住宅地を計画する。
(ロ)人口計画
将来人口は、2,350人を想定する。人口増加は約950人を見込んでいる。
(ハ)公共施設計画
道路は、地区を健全な市街地に誘導するための重要な施設である。国道407号である3・3・7太田妻沼線(W=26m)を都市間幹線道路として、3・5・29太田中央通り線(W=18m)を都市内幹線として位置付けるとともに、3・4・12栄町・東別所線(W=20m)、3・4・66東本町飯田線(W=16m~17m)、3・5・30本町新井線(W=12m~15m)を補助幹線として位置付け、整備する。また、これらの道路を基幹として、主要な区画道路(W=8m~10m)、区画道路(W=4m~6m)及び歩行者専用道路(W=4m~8m)を適宜配置し道路の段階構成を図る。
鉄道については、高架化により踏切等を廃止することで、円滑な南北交通及び安全性を確保できると共に、太田妻沼線が平面化する事により東西のつながりも図られる。
公園緑地は、地区内を幹線道路により分割される各ブロックに誘致圏を考慮して街区公園4ヶ所(約5,000平方メートル)を計画する。また、八瀬川沿い及び鉄道高架下に緑地を配置する。
(ニ)公益的施設の配置等
本地区中央部の東武鉄道太田駅前街区において、インテリジェントシティ構想があり、高度情報センターとしての役割を果たすベく整備を行う。また、連続立体交差事業に併せて駐車場、駐輪場の整備を図る。
(4)整理施行前後の地積
(イ)土地の施行前後対照表
| 施行前 地積(平方メートル) |
施行前 % |
施行後 地積(平方メートル) |
施行後 % |
|
|---|---|---|---|---|
公共用地 |
55,721.89 |
18.00 |
109,347.35 |
35.32 |
宅地 |
250,726.81 |
80.99 |
200,213.76 |
64.68 |
保留地 |
0.00 |
0.00 |
||
測量増 |
3,112.41 |
1.01 |
||
総計 |
309,561.11 |
100.00 |
309,561.11 |
100.00 |
(ロ)公共減歩率
(250726.81+3112.41-200213.76)/(250726.81+3112.41)=0.21125
減歩率 21.13%
(5)減価買収地の予定地積
(イ)減価買収面積算出表
| 整理前宅地価格総額(予想) | 整理後宅地価格総額(予想) | 宅地価格総額の増加額 | 整理後1平方メートル当り予定価格 | 保留地として取り得る最大限地積 | 保留地の予定地積 | 割 合 | 摘 要 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
千円 30,968,384 |
千円 28,944,903 |
千円 △2,023,481 |
円/平方メートル 144,570 平方メートル |
平方メートル - |
平方メートル - |
% - |
減価買収面積 16,585.91平方メートル |
(ロ)実質減歩率
(250726.81+3112.41-200213.76-16585.91)/(250726.81+3112.41-16585.91)=0.15612
減歩率 15.61%
(6)公共施設整備改善の方針
(イ)都市計画との関係
| 事項 | 公示・年月日 |
|---|---|
用途地域決定 |
昭和48年12月20日 群馬県告示 第781号 |
市街化区域 |
昭和46年12月25日 群馬県告示 第778号 |
土地区画整理区域決定 |
平成6年1月11日 群馬県告示 第8号 |
用途地域変更 |
平成7年8月1日 群馬県告示 第482号 |
市街化区域変更 |
平成7年8月1日 群馬県告示 第481号 |
土地区画整理区域変更 |
平成8年4月9日 群馬県告示 第262号 |
| 種類 | 市全域 面積(ha) |
市全域 割合(%) |
施行地区内 面積(ha) |
施行地区内 割合(%) |
摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
第2種住居地域 |
1059.6 |
49.86 |
5.5 |
17.74 |
|
商業地域 |
108.0 |
5.08 |
22.3 |
71.94 |
|
準工業地域 |
573.8 |
27.00 |
3.0 |
9.68 |
|
工業専用地域 |
383.7 |
18.06 |
0.2 |
0.64 |
|
計 |
2125.1 |
100.00 |
31.0 |
100.00 |
| 種類 | 市全域 面積(ha) |
施行地区内 面積(ha) |
摘要 |
|---|---|---|---|
準防火地域 |
45.6 |
18.3 |
| 道路 番号 |
道路 名称 |
幅員 (m) |
地区内延長 (m) |
摘要 |
|---|---|---|---|---|
3・3・67 |
太田駅北口線 |
24.0 |
約80 |
平成6年1月11日 群馬県告示 第10号 |
3・3・7 |
太田妻沼線 |
26.0 |
約190 |
平成6年1月11日 群馬県告示 第10号 |
3・4・12 |
栄町・東別所線 |
20.0 |
約90 |
平成6年1月11日 群馬県告示 第10号 |
3・5・29 |
太田中央通り線 |
18.0 |
約 1,470 |
平成8年4月9日 群馬県告示 第214号 |
3・4・66 |
東本町飯田線 |
16.0~17.0 |
約480 |
平成8年4月9日 群馬県告示 第214号 |
3・5・30 |
本町新井線 |
12.0~15.0 |
約260 |
平成8年4月9日 太田市告示 第22号 |
7・6・14 |
高架北1号線 |
8.0 |
約120 |
平成6年1月11日 太田市告示 第1号 |
7・6・15 |
高架北2号線 |
8.0 |
約350 |
平成6年1月11日 太田市告示 第1号 |
7・6・16 |
高架北3号線 |
8.0 |
約110 |
平成8年4月9日 太田市告示 第22号 |
7・6・17 |
高架北4号線 |
8.0 |
約450 |
平成8年4月9日 太田市告示 第22号 |
7・6・18 |
高架北5号線 |
8.0 |
約80 |
平成8年4月9日 太田市告示 第22号 |
8・6・4 |
高架北7号線 |
8.0 |
約90 |
平成6年1月11日 太田市告示 第1号 |
8・6・5 |
高架北8号線 |
8.0 |
約50 |
平成6年1月11日 太田市告示 第1号 |
8・6・6 |
高架北9号線 |
8.0 |
約50 |
平成8年4月9日 太田市告示 第22号 |
東武鉄道伊勢崎線 東武鉄道桐生線 東武鉄道小泉線 |
→ 平成6年1月25日 群馬県告示第46号 |
(ロ)整備改善の方針
(A)道路
都市計画道路3・3・67太田駅北口線(W=24.0m)、3・5・29太田中央通り線(W=18.0m)、3・4・66東本町飯田線(W=16.0m~17.0m)の3路線は、幅員3・5m~7.0mの歩道を設け、L型側溝、アスファルト舗装、植樹、インターロッキング舗装で整備する。また、3・5・30本町新井線(W=12.0m~15.0m)については、幅員2.5mの歩道を設け、L型側溝、アスファルト舗装により整備する。その他区画道路については、商業地内8m、住宅地内6mを基本幅員とし、L型側溝、U型側溝、アスファルト舗装により整備し、歩行者専用道路については、L型側溝、インターロッキング舗装により整備するものとする。
(B)公園
本事業により用地を確保した4箇所の街区公園は、整地の整備のみを行う。
(C)排水
雨水排水は、太田公共下水道事業計画(平成3年)に準じて整備を行う。また、汚水排水の計画人口については、平成22年の人口密度を用いた。浜田用水路、四ヶ村用水路は開渠、矢島用水路については、道路内に暗渠として整備する。

