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消防車による救急活動支援(PA連携)について

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0002998 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

PA連携とは

ポンプ車(Pumper)の頭文字『P』と救急車(Ambulance)の頭文字『A』をとって名前を付けたものです。

概要

 傷病者の救命、悪化の防止を第一に考えて、救急隊による医療機関への搬送が円滑に行われるようにとの目的で運用をしています。
 救急現場において、階段や通路の状況で搬送時間を要したり、交通事故現場では、二次災害の発生しそうな場合等、救急隊のみでは傷病者への観察や処置に専念できないことが予想される場合に救急車に加えてポンプ車などの消防車を同時に出動させ、それぞれの隊員が連携し、救急活動を迅速、かつ安全に行うというものです。
 また、救急車の出動要請が重複した場合、遠方の救急車で対応せざるをえない場合にも、この方法により救急現場から一番近い消防車を出動させて救急隊が到着するまで救命活動を行い対応します。
 PA連携する消防車は、AED(自動体外式除細動器)を積載しています。

消防車がPA連携で出動する場合

 119番受信時、通信指令課員が救急出動指令と同時に消防車にも指令を出します。または、出動中の救急隊からの要請で、消防車に指令を出します。

  1. 急病による事案
    • 傷病者が心肺停止状態であることが通報時確認できた場合
    • 傷病者が2階以上の場所で、歩行が出来ない場合
    • 駅、祭、イベント会場など大勢の人が集まっている場所で発生した場合
  2. 交通事故等による事案
    • 国道、県道等交通量が多い場所で発生した場合(警察官到着までの救急隊の安全確保、二次災害防止)
    • 事故車両から燃料漏れ等の発生が通報時確認できた場合
    • 負傷者が自力で脱出できず、救急隊3名では救出困難が予想される場合
    • 多重衝突により、負傷者が多数の場合
    • 高エネルギー外傷(生命に危険のある損傷を負っている可能性が無視できない状態)による事故と予想される場合
  3. その他の事故等による事案
    • 救急隊のみでは搬出困難が予想されると通信指令課員が判断した場合
    • 高所からの転落により救急隊のみでは対応が困難と予想した場合
    • 乱闘、刃物、拳銃による傷害事件
    • その他、救急隊3名では対応が困難と通信指令課員が判断した場合

PA連携にご協力をお願いいたします。 ※救急車を呼んだ場合にも消防車がサイレンを鳴らして救急現場に出動する場合があります。ご理解とご協力をお願いいたします。