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オクマン山古墳出土の埴輪飾り馬

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ページID:0004469 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

オクマン山古墳出土の埴輪飾り馬  オクマン山古墳は宝泉(由良)台地の北端、脇屋正法寺の東方250mの城西町(旧脇屋町)地内にあった円墳です。大きさは直径35m、高さ3m前後の古墳であり、墳丘は3段に造られていたものと推測されています。これまでに、昭和25年(1950)、45年(1970)、48年(1973)、平成12年(2000)、13年(2001)と5回の発掘調査が行なわれています。飾り馬のほか、鷹匠、鍬をかついだ男子、帽子をかぶった人物、家・太刀・盾・靫(ゆぎ・矢を入れる道具)・翳(さしば・貴人に差しかざす道具)などの形象埴輪が出土し、埴輪配列は、封土に接して、人物、馬、家等の形象列、その外周に1列ないし2列の円筒列があったと推測されます。古墳が造られた時期は、埴輪の特長などから6世紀後半と推定されます。
 飾り馬埴輪の大きさは、高さ115cm、横幅110cmと大型です。たてがみは長くよく整えられ、口にはくつわが着けられ、背中には鞍が置かれています。胸には鈴が付けられ、しりには雲珠が付けられています。太田市周辺は馬形埴輪の出土数が多い地域ですが、この資料は極めて大形の盛装された飾り馬埴輪で、古墳時代の文化や地域の歴史を知る上で貴重な資料です。

オクマン山古墳の概要と関連する指定文化財一覧

指定区分 市指定重要文化財[考古資料]
指定年月日 昭和52年3月29日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市世良田町3113-9 新田荘歴史資料館