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下田遺跡2号河道跡出土縄文時代遺物

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ページID:0004457 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

下田遺跡出土の漆器  下田遺跡は、東武鉄道伊勢崎線木崎駅の北東、木崎台地の東縁に立地しています。平成2年(1990)に工場建設に伴い発掘調査が実施され、2号河道と名づけた河跡から縄文時代の中期や後期(およそ4,000年前)の遺物が多量に出土しました。
 「片口付烏帽子形漆器」(右写真)は烏帽子を逆さにした形の偏平な容器で、片側に注ぎ口が付いています。「把手付漆器」は口縁部から胴部のおよそ半分が残存しています。「藍胎漆器」は口縁部のみの小破片ですが、籠の上に朱と漆を混合して着色したと考えられ、朱の使用例としては現在のところ日本最古級の資料です。
 片口付烏帽子形漆器、把手付漆器、片口付漆器の破片や石斧柄などの木製品や土器は、約3,000年ものあいだ水に浸かり続けたため偶然に残ったもので、県内ではほとんど類例がなく、特に木製品は全国的にも出土例の少ない貴重な資料です。これらの他に縄文時代中期から後期の「漆で彩色された土器」8点などが指定されています。

指定区分 県指定重要文化財[考古資料]
指定年月日 平成17年3月25日
所在地 太田市新田大根町998-10(新田文化財事務所)
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