ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 楽しむ・学ぶ > 歴史・文化財 > 歴史・史跡・遺跡 > 長楽寺紙本墨書長楽寺文書(115通)
現在地 トップページ > 分類でさがす > 楽しむ・学ぶ > 歴史・文化財 > 文化財 > 長楽寺紙本墨書長楽寺文書(115通)

本文

長楽寺紙本墨書長楽寺文書(115通)

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004172 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

紙本墨書長楽寺文書  紙本墨書長楽寺文書(しほんぼくしょちょうらくじもんしょ)(115通)は、新井白石(1657~1725)により整理・分類された5巻115通と、享保17年(1732)に8代将軍徳川吉宗から長楽寺に寄進された「正木文書」(まさきもんじょ)中の新田義重譲状(にったよししげゆずりじょう)・新田義重置文(にったよししげおきぶみ)の2巻2通から成る中世文書です。
 新井白石が整理・分類した5巻の内訳は、第1巻が嘉暦(かりゃく)3年(1328)からの関東御教書、関東下知状など鎌倉幕府発給文書、新田義貞、足利尊氏、鎌倉公方などの発給文書32通。第2巻が永禄5年(1562)からの住持職補任の公帖(こうじょう)及び後北条氏、由良氏などの発給文書14通。第3巻が建長4年(1253)からの土地寄進状及び所領目録37通。第4巻が徳治2年(1307)からの土地売券、譲状など18通。第5巻が元応元年(1319)からの坪付注文、在家注文、長楽寺住持の文書注進状、宛行状など14通、計115通が収められています。
 新田義重譲状及び置文は、同じ日付の仁安3年(1168)6月20日に、義重が開拓した新田荘西南部の「空閑(こかん)の郷々」を、子の「頼王御前(らいおうごぜん/義季)」とその母に譲り渡したとされる書状で、中世新田荘の様子を伝える貴重な資料です。
 長楽寺文書原本は群馬県立歴史博物館に保管され、一部の複製が新田荘歴史資料館に展示されています。

 長楽寺の概要と関連する指定文化財一覧

指定区分 国指定重要文化財[書跡]
指定年月日 昭和13年7月4日
管理者 原本:高崎市綿貫町992-1(群馬県立歴史博物館寄託)
複製:太田市世良田町3113-9 新田荘歴史資料館