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新田家伝来の白糸威腹巻(兜・大袖・喉輪・背板付)

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004444 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

新田家伝来の白糸威腹巻  新田家中興の祖、新田(岩松)家純が永享12年(1440)の結城合戦出陣に際し、足利義教から拝領したと伝えられる腹巻、兜です。白糸で威された(「威す」とは札(さね)を糸または革紐で綴ること)この腹巻は、根幹部分に室町時代の兜・鉢・金具廻り・小札などを使用しています。そして、江戸時代に草摺部分などに江戸時代の小札を付け加えて、金具廻り・肩上・しころなどを改造し、肩庇・鍬形台・鍬形・前立・背板・杏葉などを新設して現在の形になったものと考えられます。
 改造、威替えなどがあるものの、群馬県における唯一の中世様式の兜・大袖付き腹巻として価値が高いものです。とりわけ、兜鉢は室町時代前期の優品です。

指定区分 市指定重要文化財[工芸品]
指定年月日 昭和61年6月1日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市世良田町3113-9
(新田荘歴史資料館寄託)