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冠稲荷のボケ

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004397 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

冠稲荷のボケ ボケ(木瓜)はバラ科の落葉または半常緑の低木で、中国・日本に数種分布します。日本にあるのはクサボケの一種で、他は中国原産です。枝にはトゲがあり、5弁の花を開き、秋にはリンゴに似た香り高い黄色の果実を結びます。
 冠稲荷(かんむりいなり)神社境内にあるボケは、緋ボケと呼ばれる園芸種です。樹(株)齢は300~400年を経過していると推定されます。根元回り約3m、樹高約3.5mで、500本ほどの樹が分岐を重ね半円形状に叢生し、株を形成しています。樹勢は盛んで毎年4月上旬頃に紅色の花が咲き、境内は華やいだ雰囲気に包まれます。このボケには子宝祈願にまつわる伝説があり、現在でも子育て、縁結びなど厚い信仰の対象となっています。

冠稲荷神社の概要と関連する指定文化財一覧

指定区分 県指定天然記念物[植物(独立樹)]
指定年月日 昭和30年1月14日
所在地 太田市細谷町1 冠稲荷神社