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中原生品神社境内の敷石住居跡

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ページID:0004474 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

生品神社敷石住居跡  この住居跡は、昭和60年(1985)に、神社の東側にある、しんなし川の改修に伴う発掘調査の際に当時神社境内地だった所から見つかったものです。保存のため、南に34m移動し、覆屋をかけ復元整備しました。
 発見されたのは六角形の敷石住居1軒で、住居の中央に5石を使った炉と、南入口に4石を使った炉状遺構がある珍しい形で、出土状態も良好です。東毛地区では珍しいものです。
 石敷の寸法は、東西最大幅2.50m、南北最大幅3.30mで、石材は、赤褐色の安山岩系の平石と花崗岩系の川原石です。
 住居内からは、縄文時代の中期末から後期初頭にかけての土器が数十点出土し、住居の年代は約4000年前と推定されています。中央にある石囲いの炉は火を使っていたらしく、石に熱による剥離がみられますが、入口にある炉状遺構には火を使った形跡がまったく見られません。埋甕の代用か他の目的かははっきりしていません。
 住居の復元寸法は、東西幅2.52m・南北幅7.56m・面積12.94平方m(約4坪)です。

敷石住居の平面図

指定区分 市指定重要文化財[考古資料]
指定年月日 昭和61年4月1日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市藪塚町2258