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全性寺本堂の欄間彫刻

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ページID:0004439 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

全性寺本堂の欄間彫刻(韓信の股くぐり) 旧山之神村(太田市山之神町)に住んでいた彫刻師岸一族の代表的な作品です。外陣欄間3枚(両面彫刻)と内陣欄間3枚からなり、使用材はケヤキです。寸法は、彫刻部が縦50cm・横147cm、欄間部が全長167cm・全幅72cmです。絵師は中村卓斎です。
 岸一族は彫亦三代と言われ、文化13年(1816)頃から4代にわたって山之神村に居住した彫刻家で、大黒から社寺の彫刻までたくさんの作品を残しています。
 この作品は、初代の岸又八が57歳頃につくった作品(長建寺の外陣銘から逆算)です。彫り物は中国の伝説等を題材にしています。
 上の図は「韓信の股くぐり」、下の図は「鳳凰図」です。

全性寺本堂の欄間彫刻「鳳凰図」

指定区分 市指定重要文化財[彫刻]
指定年月日 昭和53年9月9日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市大原町371-3 全性寺