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長建寺本堂の欄間彫刻

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004440 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

長建寺の欄間彫刻(郭巨) 旧山之神村(太田市山之神町)に住んでいた彫刻師岸一族による現存する数少ない欄間彫刻です。岸一族は彫亦三代と言われ、文化13年(1816)頃から4代にわたって山之神村に居住した彫刻家で、大黒から社寺の彫刻までたくさんの作品を残しています。
 外陣欄間3枚、内陣欄間3枚、内陣脇欄間2枚からなり、使用材はケヤキで、寸法は全性寺の欄間と同じ(彫刻部が縦50cm・横147cm、欄間部が全長167cm・全幅72cm)です。
 いずれも中国の伝説を題材としています。絵師については記載がありませんが、絵の調子から「全性寺本堂欄間彫刻」(市重文)と同じ中村卓斎であろうと思われます。

上の画像は「郭巨」、下の画像は「大舜」です。
長建寺の欄間彫刻(大舜)

指定区分 市指定重要文化財[彫刻]
指定年月日 昭和53年9月9日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市大原町1877-1 長建寺