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西福寺の赤子地蔵

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ページID:0004426 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

赤子地蔵  西福寺の東方の八王子丘陵の一部である「地蔵ヶ窪」(白髭神社の南方にあり、赤子地蔵尊の和讃では「赤子山」といっている)に埋もれていたのを掘り出し、西福寺の地蔵堂に安置したと言われます。
 台座・光背・本像が一石造りの石造地蔵菩薩像です。高さは71cm、幅は51cmあります。
 地元の伝承では、隣接する西長岡町を中心に惟喬親王にまつわる伝説が残されており、この地蔵尊は親王の病気を治したと言われます。
 安山岩を使用していること、台座の連弁の彫りが浅く大型化していること、左手の宝珠がやや楕円形であることや光背が加工してあることなどの特徴から、室町時代末頃(15世紀中頃)の作と考えられています。

指定区分 市指定重要文化財[建造物(石造物)]
指定年月日 昭和60年4月8日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市藪塚町2779-1