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八坂神社の芭蕉句碑

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ページID:0004412 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

八坂神社の芭蕉句碑  この芭蕉句碑は、八坂神社の本殿東側に建てられており、仁井田碓嶺<安永9年(1780)〜弘化3年(1846)>の筆によるものです。
 仁井田碓嶺は上州碓氷郡坂本宿出身の江戸時代の俳人で、当時の俳諧史に名前を残した人物です。碓嶺による芭蕉句碑は県内に4基ありますが、文政9年(1826)建立のこの句碑は、最も早い時期のものと思われます。また、「春秋三世碓嶺書」の刻字があるところから、碓嶺が加舎白雄、常世田長翠の後に春秋庵を継いだと見られる貴重な句碑です。
 句碑には、「はせを翁 しはらくは花の色なる月夜かな」が刻まれています。
 造立者は、菊池兎月、梅雪など世良田在住者を含む20名で、当時この地が俳諧が盛んであったことをしのばせています。

指定区分 市指定重要文化財[石造文化財]
指定年月日 平成3年4月25日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市世良田町1497 八坂神社