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上江田の庚申塔

上江田の庚申塔  庚申とは、「60日毎に巡ってくる庚申の夜に人の体内にいる三尸の虫が天に昇ってその人の罪科を天帝に告げるために命を縮められる」という中国の道教思想がある、このため庚申の夜は言動を慎み健康長寿を祈念するという信仰であった。室町時代には、庚申待をする講が結ばれ、江戸時代になると村の講中のものが徹夜で酒食をとるように変化し、村人の連携強化の手立てのひとつとして盛んに行われるようになりました。
 この庚申塔は安山岩製で、高さはおよそ165cmあります。笠部・塔身・蓮台からなり、塔身の正面に青面金剛像が浮き彫りされています。像はひとつの体に頭が3つ、手が6本あり、中の手2本は合掌しています。このような例は全国でもそれほど多くありません。
 左の上の手は蛇を、下の手は弓を握っています。また右の上の手は矛を、下の手は矢を握っています。像の左右には鶏が彫られ、像の下には三猿が彫られています。
 塔は、同地にある碑文には永禄3年(1560)に造立されたと記されていますが、塔の形から判断すると、元禄年間(1690年前後)頃の造立と推定されます。
指定区分
市指定重要文化財[建造物(石造物)]
指定年月日
昭和55年12月24日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました

所在地
太田市新田上江田町527

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