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前六供遺跡3号井戸出土遺物一括

前六供遺跡3号井戸出土遺物一括 前六供遺跡は、新田上田中町に所在しています。平成10年に県道の拡幅工事に際して発掘調査を実施しました。3号井戸は、直径240cmの円形で、深さは確認面から140cmです。底面には木製の枠が「井」の字形に組まれていました。
 3号井戸からは木簡をはじめとする遺物が出土しています。「貞観九年(867)」という年号が書かれていることが特徴で、このように年号が書かれた木簡は現在のところ県内では他にはありません。表面には三月十六日から四月十五日までのおよそ1ケ月間の検収を示す日付と責任者の名前が、裏面には「別当代」「目代」「権目代壬生」などの職名と人名が書かれています。品名は分かりませんが、物品の出納に関わる帳簿として作られ、裏面に責任者が署名をしたものと考えられます。表から裏へ記載内容が連続しており、表裏を展開したときに一通の古文書のようになるという特徴をもっています。
 3号井戸からは、ほかに皿や鋤などの木製品や土器などが出土しています。特に土器は木簡の年号「貞観九年(867)」とほぼ同じ時期の一括性の高い遺物です。
指定区分
県指定重要文化財[考古資料]
指定年月日
平成17年3月25日
所在地
太田市新田大根町998-10(新田文化財事務所)

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