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市野井堂場出土の蓬莱双雀鏡

市野井堂場出土の蓬莱双雀鏡  この鏡は、昭和56年(1981)に新田市野井町の道路工事の際に出土しました。銅製の鏡で、鏡面、背面がいくぶん腐蝕していますが、保存状態は良好です。
 青銅製の円鏡で、背面の文様は、上部に松の枝、下部に海浜波涛、左に二羽の雀、右に岩礁がつけられています。このような文様は、「蓬莱双雀鏡」と呼ばれています。ひもを付ける鈕座の部分は亀の形に作られています。直径は10.4cm、縁の高さは0.8cmです。縁から0.7~1.0cmのところに、直径0.2~0.3mmの不整形の孔が2箇所ある(写真左寄り)ことから、吊り下げて使われた可能性もあります。
 鏡の文様から、南北朝時代から室町時代(13世紀末~14世紀末)の鏡と考えられます。
 この鏡が出土した地域は、かつて観音堂と呼ばれており、この様に特殊な遺物が出土することなどから、中世の寺院があったことが想定されています。
指定区分
市指定重要文化財[考古資料]
指定年月日
昭和57年4月20日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました

所在地
太田市新田大根町998-10(新田文化財事務所)

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