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矢抜神社のツバキ

矢抜神社のツバキ  新田下江田町の本郷には村の鎮守矢抜(やぬき)神社が祀られています。社殿の東にある2本のヤマツバキは、樹齢300~400年と推定される古木です。目通りは133cmです。このヤマツバキは、昔から自生してきた品種で、赤色の一重の花弁で、花弁が大きく5弁の花びらを持っています。果実ができ、秋になると3片に割れ2・3個の種子が落下して自然繁殖していくツバキの原種です。今は山村地帯でしか見られない貴重なものです。
 神社が祀られているところは、二ツ塚古墳と呼ばれる前方後円墳で、周堀を思わせる痕跡もあり、埴輪片や土器も出土しています。このあたりは中世新田氏の一族世良田氏から出た江田氏の所領で、江田郷と称していた地でした。その後、南北朝の争乱で新田氏が敗れたため享徳4年(1455)に足利氏の支配に移り、「新田闕所(けっしょ)処理」によって江田郷も分割され、当時中江田村森下に祀られていた矢抜神社を分社し、中江田と下江田の境の現在地へ勧請して祀ったと伝えられています。
指定区分
天然記念物[植物(独立樹)]
指定年月日
平成12年4月6日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました
所在地
太田市新田下江田町500 矢抜神社

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