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久松松平家伝来の素懸浅葱糸威金胴丸

素懸浅葱糸威金胴丸  この甲冑は、室町時代後期の中世様式を忠実に表現していますが、細部に当世具足の特徴を反映して近世様式が混入しています。兜は、62間筋兜で、前後径22.8cm、左右径20.6cm、深さ12.0cmです。斜めに開いた腰巻が鉢を一周しており、三段のしころが付きます。胴は、前中央全高約67cm、板札は鉄板で作られ段数は前立挙三段、後立挙四段、長側四段で、草摺は八間五段下がりです。
 製作は、江戸時代初期に作られたとされる兜鉢を利用し、江戸時代後期の寛政12年(1800)、久松系松平氏が甲冑鍛冶の名手明珎宗妙(みょうちんそうみょう)に作らせたことが、兜の板裏に彫られた銘や家紋を据えていることから認められます。
 また、兜や胴、袖の甲冑主要部と、付属具である頬当や籠手(こて)、佩楯(はいだて)などの小具足を同作皆具しています。
指定区分
市指定重要文化財[工芸品]
指定年月日
平成5年4月20日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました
所在地
太田市世良田町3113-9

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