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寺井廃寺出土の瓦

寺井廃寺出土の瓦  寺井廃寺跡は現在の強戸中学校から強戸小学校にかけての地域にあったと推定されますが、宅地化が進み、また中心部分の発掘調査も実施されていないため、遺跡の詳細は不明です。
 この付近からは、布目瓦と呼ばれる古い形式の瓦が多く出土しています。種類には、軒丸瓦・軒平瓦・丸瓦・平瓦などがあります。軒丸瓦には大和川原寺式系の面違鋸歯文縁8葉複弁蓮華文瓦・上野国分寺式系の素文縁5葉重弁蓮華文瓦等があります。
 出土している瓦から、寺院は7世紀末頃(奈良・白鳳期)に、有力な豪族の氏寺として建立されたと推定され、東毛地域では最も古い寺院と考えられています。
 寺井町から新田小金井町付近にかけては、新田郡衙である天良七堂遺跡や古代の官道である東山道駅路・入谷遺跡が存在し、寺井廃寺を含め新田郡官衙(役所)を形成していました。平成20年7月28日には新田郡衙の中心部分が「上野国新田郡庁跡(こうづけのくににったぐんちょうあと)」として国史跡に指定されました。
寺井廃寺付近の推定復元図

寺井廃寺付近の推定復元図

指定区分
市指定重要文化財[考古資料]
指定年月日
昭和51年11月16日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました
所在地
太田市藪塚町149(藪塚本町歴史民俗資料館)

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