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下宿遺跡出土の縄文式土器

下宿遺跡出土の縄文式土器(爪形文土器)  下宿遺跡は、東金井町に所在する縄文時代、古墳時代、平安時代に集落がつくられた複合遺跡です。昭和60年(1985)の土地改良事業に伴う発掘調査で、東金井町の下宿(しもじゅく)遺跡の土坑(どこう)の中から出土した土器2点が太田市の重要文化財に指定されています。この2点は縄文時代草創期(約13,000年前)の土器で、大きさ(復元した数値)で、直径はともに19cm、高さはそれぞれ21cm、25cmです。形は熱効率を高めるために底を乳房形にし、煮炊き用の容器として使われたと推定されます。外面には全面に爪で付けられたような刺突文が加えられていることから「爪型文土器」と呼ばれています。
 これまで爪形文土器の出土数は全国的にみても極めて少なく、しかもその多くが小さな破片のみであり、器形の想定復元が試みられたものでも実資料部分が少ない土器です。こうした中で、下宿遺跡からは器形の全体像を想定しうる資料を始め、破片多数が土壙内を中心として出土しており、全国的にも貴重な資料といえます。
指定区分
市指定重要文化財[考古資料]
指定年月日
平成5年1月22日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました
所在地
太田市粕川町520 太田市教育委員会

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