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伏島家の舞台袖彫刻

伏島家の舞台袖彫刻  舞台の袖の一部で、「中原地区の舞台袖彫刻」(市重文)と一対です。使用材はケヤキであり、寸法は、全高237.0cm・全幅227.0cm。

 『郷土史抄』(福田英一著 明治29年刊)によると、「徳川幕末時代から明治にかけて、農村芸術のひとつに旧藪塚村に村芝居が組織されていた。立派な舞台があって、春秋の鎮守様の祭典やお正月には慰安のため芝居を催した。これが唯一の娯楽であったが、藪塚連合村ができた頃にこの舞台は藪塚各字に分配してしまった(後略)」とあることから、農村芝居の舞台の一部であることがわかります。
 このときに、舞台の袖を中原なかはら・杉塚地区、舞台を湯之入地区、襖を台・滝之入地区に分けたと言われています。

旧藪塚村は、杉塚(寺下を含む)・中原・台・滝之入・湯之入地区で構成されており、明治9年(1876)3月に新田藪村と、同年11月に西野村と合併しています。したがって舞台が分けられたのはこの頃と推測されています。
  この彫刻は、保管箱の墨書から、旧山之神村(現太田市山之神町)在住の岸亦八により、明治6年(1873)以前に作られた作品であることがわかります。一部欠落しているものもありますが、保存状態がよく、初代である亦八の作品としても優れたものです。
指定区分
市指定重要文化財[彫刻]
指定年月日
平成元年1月19日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて
新市の文化財として指定されました
所在地
太田市藪塚町

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