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北関東自動車道関連遺跡

遺跡名称
古氷条里制水田跡(ふるごおりじょうりせいすいでんあと)
二の宮遺跡(にのみやいせき)
八ヶ入遺跡(はちがいりいせき)
推定東山道駅路(すいていとうさんどうえきろ)
調査場所
太田市緑町
太田市東今泉町
調査期間
平成22年12月1日~平成23年3月25日
調査面積
1,550平方メートル
調査結果
 北関東自動車道側道整備工事に伴う発掘調査で古氷条里制水田跡、二の宮遺跡、八ヶ入遺跡、推定東山道駅路の各道路建設予定箇所で行いました。
 奈良・平安時代の水田跡である古氷条里制水田跡の調査区では、畦跡など水田にかかわる遺構等を今回の調査では確認することはできませんでした。
 また、古墳時代・平安時代の集落跡である二の宮遺跡の調査区では、住居跡1軒(時期不明)、溝4条(時期不明)、土坑22基(時期不明)、井戸2基(中世以降?)、ピット6基(時期不明)がみつかりました。
 そのなかで上端幅3.4~4m、深さ約1.4mの大きな溝跡がみつかりました。北隣でおこなわれた財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団による調査では「池」の遺構がみつかっていますが、この溝はその池に接続すると思われます。これらは湧水をためるための「溜井」とそれに接続した「導水路」であり、周辺に用水を供給していたものと考えられます。
 旧石器時代の散布地、奈良時代の集落跡である八ヶ入遺跡、奈良時代の道跡である推定東山道駅路の調査区では、住居跡4軒(奈良・平安時代)、溝3条(時期不明)、土坑24基(時期不明)、井戸跡1基(中世以降)、ピット75基(時期不明)、自然の流路がみつかりました。
 なお、北隣でおこなわれた財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団による調査では、東山道駅路の南側溝が確認されていることから、今回の調査区では東山道駅路の西側延長部分が確認される可能性がありました。しかし、今回の調査では地山上面が削られていたため、道の痕跡を確認することはできませんでした。

二の宮遺跡でみつかった溜井の導水路(北東から)

二の宮遺跡でみつかった溜井の導水路(北東から)

二の宮遺跡でみつかった住居跡(東から)

二の宮遺跡でみつかった住居跡(東から)

八ヶ入遺跡でみつかった住居跡と出土遺物(南から)

八ヶ入遺跡でみつかった住居跡と出土遺物(南から)

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