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大光院と金山御林
1.大光院
「呑龍様」の名で広く知られている大光院(だいこういん)は金山南麓にある浄土宗の寺院で、正式には義重山新田寺大光院といいます。慶長18年(1613)に徳川家康により、その祖とした新田義重追善のため、寺領300石で呑龍上人(どんりゅうしょうにん)を開山として創建されました。呑龍は生活困窮者の子供を弟子として引き取って養育、その高徳により、現在も「子育て呑龍」として厚い信仰を集めています。
※参考 太田市指定重要文化財「大光院吉祥門」

大光院 開山堂(中央)と本堂(右下)
2.金山御林
江戸時代に金山は幕府直轄の御留山(おとめやま)「金山御林(かなやまおはやし)」として、「御林守(おはやしもり)」が置かれ、立ち入りが厳しく制限されていました。寛永6年(1629)から慶応3年(1867)までの間、毎年秋になるとアカマツ林から産出する松茸を運ぶ行列が仕立てられ、将軍家へ献上されました。将軍家に対する松茸の献上は金山のみで行われていました。なお、明治以降は皇室に献上され、昭和39年(1964)まで続きました。
元禄14年(1701)に描かれた市重要文化財の「元禄太田金山絵図」には、石垣で覆われた曲輪の跡や日ノ池・月ノ池を中心とした当時の金山とその周辺の様子が克明に記されています。

元禄太田金山絵図(部分)

