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Q11なぜ、石垣に白っぽい石と赤っぽい石があるのですか。

A11

 金山城跡の石垣に使われている石は、金山から採れた凝灰岩(ぎょうかいがん)で、「金山石」と呼ばれるものです。復元整備に伴い、石垣を積み直すにあたり、極力、そこに残っている石、または下に転落している石を使うように心がけました。しかし、金山石は元々もろい石であり、風化によって強度不足となった石や割れが入って使用に耐えない石、不足する石もありました。
 そのため、材質の似ている群馬県甘楽郡南牧村から産出する凝灰岩で補いました。地元に金山石の採石場はありますが、八幡山北の一箇所で、しかも現在ほとんど産出していないため、整備に必要となる金山石が不足しているためです。
白っぽく見える石は補った石であり、採りたてのため表面が凝灰岩本来の色である灰白色をしています。一方、元々あった金山石は表面の鉄分が錆のため茶褐色になっていますが、この石も割ってみると断面は灰白色をしています。
 白っぽい石も時間の経過により、元々あった石と見分けがつかなくなっていきますので、石垣を積み直す際、旧材と新材との間に鉛板を挟んで、時間が経過しても復元した部分がわかるようにしてあります。

大手通路の石垣

大手通路の石垣(整備直後の状況)

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