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Q17馬場曲輪にある建物は馬屋(厩)を復元したのですか。

A17

 馬場曲輪の東端にある平場(狭義の馬場曲輪)にある建物のことだと思いますが、これは発掘調査で確認された最終時期の柱穴位置を利用して四阿(あずまや)を建てたもので、復元建物ではありません。
 調査では、北半部において岩盤をくり抜いた柱穴が多数見つかり、建て替えが頻繁に行われていたことがわかりました。この岩盤をくり抜いて建てられていた建物は、簡易な「番小屋」的なもので、土壌検査の結果から、厩(うまや)ではなかったことが明らかになりました。また、染付、灰釉小皿、ほうろく、かわらけ、火鉢、すり鉢などの「生活用品」が多数出土し、カマドも見つかりました。
  以上のことから、このこれらの建物があったこの場所は物見台からの連絡を実城主要部へ中継する兵が「生活していた」曲輪だったことがわかりました。しかし、発掘調査では「番小屋」を復元するだけの情報が得られなかったため、この様な整備を実施したものです。
 なお、「馬場曲輪」という名前は、後世に、この曲輪の形が細長いところから、馬を調教した場所と考えられ命名されたものと思われます。
金山城跡の史跡環境整備」、「平成11年度発掘調査報告」の「(3)馬場曲輪」もご覧ください。

馬場曲輪のあずまや

馬場曲輪のあずまや

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