トップ > 組織・電話番号 > 教育委員会-文化財課 > トピックス > Q&A金山城跡の発掘調査・整備 > Q6戦国時代をイメージして作ったのですか。

Q6戦国時代をイメージして作ったのですか。

A6

 これは整備された大手虎口の石垣をご覧になってのご質問です。
 金山城跡は文化財保護法によって指定された国の史跡であり、整備するに当たっては学術的に十分な裏付けが求められます。ですから、テーマパークなどと違って、イメージだけで石垣や建物を作ることはできません。
 史跡整備がテーマパークと異なる点は、アミューズメント(娯楽)性ではなく、史実や学習の観点から整備が行なわれることです。現時点で明確になっている歴史学・考古学・建築史学などの学問の成果に則り、整備されるものですが、発掘調査で礎石や柱穴が発見されても常に建物を復元できるとは限りません。学問的・資料的に十分な裏付けのないものを作ることは認められていません。
 ちなみに、国指定重要文化財の修理や国指定史跡内における建物復元にあたっては、文化庁の諮問機関である建物復元検討委員会で認められたもののみが許可されます。
 史跡整備にあたっては、発掘調査の成果を元に、必ず専門家による十分な調査検討が行われた上で、復元整備が実施されます。その手法のひとつとして、実物大の模型が作られていますが、ここで気をつけなくてはならないのは、復元には推定の部分が含まれているということです。今後の研究の進展によって、改められる可能性もあります。
 金山城跡の史跡環境整備にあたっては、中世史・城郭史・考古学・建築史・造園史などの専門家による委員会及び文化庁・群馬県教育委員会の指導により、戦国時代末期、金山城の廃城時の姿に復元の主眼を置き、事業を進めています。
 A12(Q12「なぜ大手虎口の石垣は、あの高さまで積んだのですか?」)も併せてご覧下さい。

▲このページの先頭へ