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馬場曲輪(北縁部)

■調査期間 平成12年8月8日~平成12年8月31日
■調査場所 太田市金山町40-49・40-99

 馬場曲輪の西縁から南縁部にかけて見つかった「柵列」に伴う柱穴列が、馬場曲輪の北縁でも巡っているかを確認するため、平成11年度の調査区を北に拡張して調査を行いました。

馬場曲輪北縁部柱穴列(柵列)調査時写真

馬場曲輪北縁部柱穴列(柵列)調査時写真

 調査の結果、馬場曲輪の北縁部からも柱穴列が見つかり、馬場曲輪では、縁辺部にすべて「柵」が巡っていたことがわかりました。
 馬場曲輪北縁部で確認された柵列の西側では、石敷きされた通路の痕跡も見つかりました。この石敷き通路は、西側の一段高い曲輪の北縁で見つかった石敷き通路から続いており、段差がつく箇所には石階段のステップが一部確認できました。

馬場曲輪北西で見つかった石敷き通路調査時写真

馬場曲輪北西で見つかった石敷き通路調査時写真
(南東より)

馬場曲輪北西で見つかった石敷き通路調査時写真

馬場曲輪北西で見つかった石敷き通路調査時写真
(南西より)
※中央左寄りが石階段

 石敷き通路は、馬場曲輪で確認された最終時期の3棟の建物址の内、西側と中央の建物間まで延びていました。

 石敷き通路は、最終時期の西側建物(手前・平面表示)と中央建物(四阿)間へ折れたと考えられます。

復元整備された馬場曲輪

復元整備された馬場曲輪
※縁辺部には「柵」を、北西部には物見台から続く「石敷き通路」を復元しました。

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