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金山城跡の石垣の特徴
金山城跡の石垣の特徴を整理すると次のようになります。
1.石材は総じて小さく、特別な場所以外、人一人で持ち上げられる程度の石を多く使用している。
2.石の控え(奥行き)が短く、表面積の最も大きい面を表に向けている。
3.石の長軸を水平方向に据えたものが多く、縦長に据えたものは少ない。
4.石積みは横目地が比較的通った積み方が多く、「布目積み」または「布目崩し積み」に似ている。
5.表側には節理面を出しているものが多く、割面(わりづら)を出しているものが少ない。
6.石垣の勾配はほとんどなく、垂直的に積み上げている。
7.石垣の高さは1.5m~2m前後のものが多い。それ以上高く積む場合は2段目を後ろへ下げ、犬走りを設けて、順次、雛壇状に積み上げている。大手虎口の土塁石垣が好例である。
8.裏込め(栗石)は未発達の段階にあり、密度はやや粗く、隙間に土が混入している。また、まれに五輪塔の空風輪や石臼の破片が混じっている。

