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平成25年4月15日(月)市長あいさつ

~新たな市政運営のスタートにあたって~

2013年4月市長初登庁 皆さん方のおかげで、またここに来ることができました。じつは昨日、日曜日ですね、私の使っている公用車を全部きれいにして鍵を私の机の上に置いて、もしかしたら来られないかもしれないというふうに思いながら家に帰りました。そんな気持ちで今日を迎えたわけです。
市民の皆さん方に本当にお世話になって、また4年間、皆さん方と一緒に仕事をすることになりました。たまたま机の上にあった本なんですけども、ちょっと聞いてください。16世紀半ばに来日したフランシスコ・ザビエルですね。「日本人は貧しいことを恥ずかしがらない。武士は町人より貧しいのに尊敬されている」と、驚いた。武士は刀を持っているから尊敬されていたわけではない。高い倫理・道徳が故である。こういうことですね。昔でいえば、私たちは武士です。武士は高い倫理観と高い道徳観を持って、そして市民に臨まなければいけない。今あったように武士は決して豊かではない。でも私たちは、市民が大変だなっていうふうに思ったら私たちの本当に心にあるものをぶつけていく。これが非常に大切だというふうに思います。
今回の選挙で争点といいますか、給食費を無料にするというのがありました。これは私たちの倫理観を超えるものです。私たちが道徳的に持たなければいけない、そういうテーマを超えるものだと。だから市民の皆さん方は、いや~それは過ぎるんじゃないかと。行政がそういうことまでやって、我々をある意味で馬鹿にする必要はないんじゃないかと。たぶん市民の皆さんはそう思ったと思うんです。給食費は自分で払えるくらいは払いますよ。そんなに必要以上のものはもちろん払えません。でも原材料費くらいは私たちがもってもいいですよ。それまで税金でまかなうのはいかがなものでしょうかと。
むしろ税金でまかなうのは貧しい人とか、あるいは障がいがある人とか、子どもたちとか、お年寄たちとか、そういったところにお金を使ってください。と私は言っているように感じました。
私たちが税金を使うときは、やはり高い倫理観と道徳観を持って、そして市民に臨まなければいけないと、そのように思っています。今度、どういう社会を迎えるかわかりませんが、でも今の時代はそんなに楽な時代ではありません。その中で私たちは、やはり正しい判断ができる人間、正しい決断ができる人間、そういう人間に育っていきましょう。そしてそういう人間が育って、そういう人たちが多くなれば必ず日本は豊かになる。心も豊か、物質はそんなになくっても、でも心が豊かになる。
(先ほどのことばをもう一度)「日本人は貧しいことを恥ずかしがらない。武士は町人より貧しいのに尊敬されている」先ほど言ったように、武士は我々であります。尊敬される人間にならなければいけない。それで初めて行政が運営される。私も4年間皆様方にお世話になりながら、これから一生懸命やっていきますけれど、ご指導いただきますよう心からお願いいたします。課題がありますが、ひとつひとつ丁寧に片づけていきましょう。今日は本当に貴重な時間ありがとうございました。

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