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平成19年1月4日(木) 新春懇談会

こどもたち一人一人を生かすことが最大のテーマ

 新年明けましておめでとうございます。このように大勢の皆様にお集まりいただきまして、太田市新春懇談会が開かれますことを大変ありがたく、またうれしく思っております。
 今の子供たちの演奏はどうだったでしょうか。太田市は芸術学校、スポーツ学校そしてIT学校など様々な学校を通して、子供たちの個性を伸ばすお手伝いをさせていただいております。先ほどのお琴の三人組みでありますが、本間君は太田市役所職員の息子さんでありまして、仲間と一緒に私たちの耳に合うような演奏を聞かせようと、三人でそれぞれ頑張ってくれました。吉田兄弟というプロがおりますが、いずれプロになればいいなと期待しながら、今日は皆様方にご紹介させていただきました。
 太田市は昨年は本当にひどい一年でした。特に職員の不祥事、これが市民の皆さんにご迷惑をおかけして今年は新たな気持ちで再起を期してまた出発したいと考えているところです。
 世の中で今、一番問題になろうとしているのが、団塊の世代で続々と定年者が増え、新たな社会に送り出されるということで、今最大のテーマとなっております。これは太田市のみならず、他の町でも同じような現象が起こるのではないでしょうか。私どもが子供だった頃は、まだまだ1クラスが55人くらいでありまして、まだ救われたわけでありますが、今60歳になろうとしている人たちのほとんどは、太田市も急成長の時代にあり、60人は当たり前、1学年6クラスとか7クラスとかあるように、本当に大勢の子供たちが学舎で苦労していた時代でありました。それが今になってみたら、今度は子供が少なくて困っていると昨日のNHKで放送しておりました。2050年には人口が1億人を下回り、2100年には5000万人を下回るだろうと言う人口予測が出ております。これは韓国もそうであるように、アジア全体が今隆盛を極めておりますが、これからの流れの中で人口減と言うのは大変な問題であります。私が思ったのは、もう日本だけで何か物事をやって、全てのものをやるなんて時代はもう過ぎた。
 これからはまさに少子化社会と国際化社会が一緒になって歩いて行かなければならない。私たちの国もこうしてみれば、今はほとんどが日本人でありますが、これからはひょっとすると市民の3分の1くらいは外国人で、一緒に私たちの文化とか、経済などを共有する、そんな時代がくるのではないかと思っております。
 そのことのために、教育というのは非常に大事なセクションになり、一人一人の子供たちを生かすということが、これからの最大のテーマではないでしょうか。固有の文化を、自分自身の個性を一人一人に求めていく。ある者は産業界で、ある者は文化芸術で、またある者はスポーツでそれぞれ頑張ってもらう。こういうふうに皆が力を出し合って日本を創っていく。私はこれが市民としての役割ではないだろうかと思っております。

男子高校生3人組による箏の演奏画像 男子高校生3人組による箏の演奏画像

市民であることの意義

 市民というのは、ただそこにいるから市民ではありません。市民というのは自分で物事を考え、自分でやれることは自分でやっていくという人間が市民であります。そういった市民をこれから作り上げていくことが私たちの使命であります。今日お集まりの皆さん方は、各界のリーダーでありますから、皆さん方が中心になって働く人、文化活動をする人、スポーツをやる人、そういった市民を一人一人つくり上げていくことに、皆さん方は非常に大きな役割を担っていると思っております。
 これからの世の中はそんな楽な世の中ではありません。先ほど言ったように人口構造が変われば産業構造も変わります。そこで私たちはこれからの10カ年をどうしてやっていくかということで、新生太田市の総合計画を昨年策定していただきました。そして平成19年度からその実施に入るわけであります。非常に難しい財政環境の中で、市民の皆さん方の要望に応えるために私たちは何をすべきか。経常収支比率をどの程度落とすことができるか、あるいは学校にしても耐震化等々の問題もありますが、どのようにやっていくか。私たちは色々な問題を抱えながら、市議会議員の皆さん方あるいは市民の皆さん方と、これからもまちを創り上げていかなければならないわけですが、是非、市民としての皆さん方が太田市を共有していくような環境づくりを皆さん方の指導力でお願いをしたいと思っております。

市長からの年頭挨拶の画像 議長の挨拶による乾杯の画像

元気の発信源 太田

 太田市はおかげさまで、そんなに悪いまちではありません。昨日時間ができたものですから、ある書籍を読んでおりました。東洋経済新報社の全国データパックという本ですが、それぞれの指標のもとに全国の都市がランキングされておりました。その中で太田市は市の中で住み良さランキング全体の59位、もちろん群馬県の中では一番になることができました。これは市民の力だというふうに思っております。今日、群馬県議会議員の皆さんが見えていらっしゃいますが、群馬県も見てみました。群馬県の位置付けは、例えば工業出荷額にしても、我々は大体、隣県の栃木県と比較するわけですが、大幅に追い抜かれてしまいました。残念なことであります。いつも隣が私たちのターゲットでありまして、栃木県にだけは抜かれるなという気持ちで我々いたわけでありますが、残念なことにあらゆる指標で栃木県に追い抜かれてしまっているという非常に残念な結果であります。私たちは太田のまちを元気にすることによって群馬県を元気にする、そのことが日本につながっていくという信念のもとに、また1年間一生懸命皆さん方と力をあわせて良い市民であること、我々が市民として存在すること、このことを意識しながら1年間を送りたいというふうに思っております。
 今日は、本当に大勢の皆様方にお時間のないところをお集まりいただきました。是非、皆様方で交流を重ねて、新しい年がまたひらける年になることを心からご祈念申し上げます。今年1年間、太田市役所一生懸命やってまいりますので、是非今後ともご指導ご鞭撻をいただきますよう心からお願い申し上げまして、年頭のご挨拶に代えさせていただきます。本当に今日はありがとうございました。

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