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熱中症を予防しましょう

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0001963 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

熱中症は命にかかわることもありますが、適切な予防をすれば防ぐことができます。一人ひとりが正しい知識をもち、暑さに負けない体づくりに取り組みましょう。

熱中症とは

高温多湿な環境下で、体温調節の機能がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こるさまざまな症状の総称です。

熱中症の症状

  • 軽度
    めまい、たちくらみ、筋肉痛、足がつる、汗のかきかたがおかしい(大量・まったくないなど)
  • 中度
    頭痛、吐き気、体がだるい、体に力が入らない
  • 重度
    意識がない、呼びかけに対して返事がおかしい、けいれん、高い体温、まっすぐ歩けない

熱中症になりやすい条件

環境 からだ 行動
  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 日差しが強い
  • 急に暑くなった
  • 閉め切った屋内
  • エアコンがない
  • 高齢者、乳幼児
  • 肥満の人
  • 障がいがある人
  • 持病のある人
    (糖尿病、心臓病など)
  • 栄養状態の悪い人
  • 脱水状態の人(下痢など)
  • 二日酔いや寝不足
  • 慣れない運動
  • 激しい運動
  • 長時間の屋外作業
  • 水分補給がしにくい
  • マスク着用による暑さに注意!
    屋外で人との十分な距離(2メートル以上)が確保できる場合は、マスクを外すようにしましょう。マスクを着用して負荷のかかる作業や運動は避けましょう。また周囲との距離を十分にとったうえでマスクを外して休憩をとるようにしましょう。

熱中症予防のポイント

暑さに対する工夫

  • 気温と湿度いつも気にする
    …いま自分のいる環境の気温や湿度を客観的に確認しましょう
  • 室内を涼しく
    …扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう。
     過度の節電やガマンは不要です。
  • 衣服で体温調節
    …麻や綿など通気性のよい生地のゆったりした服装をしましょう。
  • 日差しを避ける
    …帽子や日傘を使い直射日光を避けましょう。また、日かげを選んで歩きましょう。
  • 冷却グッズを活用
    ​…冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しましょう。

暑さに負けない体づくり

  • 水分をこまめにとる
    …のどがかわいていなくても、こまめに水分をとりましょう。
     汗をかいたときはスポーツドリンクなどで適度に塩分を補給しましょう。
  • 睡眠環境を整える
    …通気性や吸水性の良い寝具、エアコンや扇風機などで睡眠環境を整え、ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防しましょう。
  • 丈夫な体をつくる
    …バランスのよい食事をとり、日頃から適度な運動で汗をかく習慣を身につけましょう。

暑さから身を守る

  • 飲み物を持ち歩く
    …屋外・屋内を問わず、気づいたときにすぐ水分補給できるようにしましょう。

  • 休憩をこまめにとる
    …暑さや日差しにさらされるときは無理せず休憩をとりましょう。

  • 外出時間をずらす
    …急な用件以外は、午前中や夕方の涼しい時間帯に出かけましょう。

みんなで声がけ

  • ご近所のお年寄りに声がけ
    …高齢者は、温度に対する感覚が弱くなり、高温でも気づきにくくなります。ご近所同士で声を掛け合いましょう。
  • 子どもに声がけ
    …赤ちゃんや子どもは体温調節機能が未発達です。大人から水分をとるよう声を掛けましょう。

熱中症かなと思ったら

涼しい場所に移動する

日陰で風通しのよいところ、エアコンの効いた室内や車内へ異動しましょう。
意識がない場合は、その前に救急車の要請を。

衣服をゆるめ、体を冷やす

氷のうや濡れタオルで、脇・足の付け根・首筋(太い血管が通っている部分)を冷やしましょう。

水分・塩分を補給する

イオン飲料や経口補水液などを補給しましょう。
ただし、自力で飲めない場合は誤嚥のリスクが高いので無理せずに医療機関へ。

ひとりにしない

決してひとりにせず、症状の変化を確認しましょう。

熱中症警戒アラート

熱中症の危険性が極めて高くなると予測される場合に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すために発表されます。
テレビやラジオの気象情報のほか、メール配信サービスなどで情報をすばやく受け取れます。情報を上手に活用して熱中症を予防しましょう。

環境省「熱中症予防情報サイト」ご活用ください!
環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>
(←クリックでサイトへリンク)