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長楽寺の木造天海大僧正坐像(伝円義僧正坐像)

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004219 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

霊雲寺釈迦如来像  長楽寺の木造天海大僧正坐像(伝円義僧正坐像)<ちょうらくじのもくぞうてんかいだいそうじょうざぞうでんえんぎそうじょうざぞう>は、長楽寺の開山堂に安置されていた、ヒノキ材による寄木造り、総高103cm、像高68.7cmの木像です。制作年代は江戸時代初期の寛永19年であることがわかっています。
 本像は長楽寺を臨済宗から天台宗に改宗した天海大僧正の弟子で、長楽寺第29世円義の像と伝えられてきましたが、平成15年の調査で胎内と畳座裏から墨書銘が見つかり、寛永19年9月に東叡山寛永寺大仏師慶雄(とうえいざんかんえいじだいぶっしけいゆう)による天海大僧正の寿顔(生前の顔をうつす)像であることが判明しました。曲ろく(説法や法要の時に用いる椅子)に安坐し、手には煩悩などを払う時に使う払子(ほっす)を持っています。

長楽寺の概要と関連する指定文化財一覧

胎内(胸部内刳)墨書銘 寛永拾九天
大僧正天海
 御寿顔
東叡山之大佛師大夫
 仲秋吉日
 慶雄
 令調刻之
畳座裏墨書銘  午九月吉日
良世山
 東叡山之大佛師大夫
長楽寺
 慶雄令調刻之
天海大僧正
 御寿顔
指定区分 市指定重要文化財[彫刻]
指定年月日 平成25年5月29日
所在地 太田市世良田町3113-9(新田荘歴史資料館寄託)