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「土取り・焼き入れ実演」を開催します!(大隅俊平美術館)
内容のご紹介
今年の作刀工程実演は、午前は「土取り実演」、午後は「焼き入れ実演」の、2部構成で開催します。実演講師には、大隅俊平最後の弟子である本田俊正刀匠をお迎えします。
どちらも、当館では初公開となる実演内容です。この機会に、是非お見逃しなく!
・・土取りとは・・ 「焼き入れ」の前工程で、刀身全体に焼刃土(やきばつち)と呼ばれる土を塗ります。塗り上げる土の厚みに極わずかな差を付ける事により、次工程の「焼き入れ」において、焼きを入れる範囲が決定されます。
・・焼き入れとは・・ 土取りを行った刀身を火に入れた後、水槽の水で急冷し、刃を強靭に仕上げる工程です。焼き入れされる事で、その境目が「刃文(はもん)」として刀身に現れます。刀剣には「地鉄・姿・刃文」と、代表的な見所が3点あり、刃文はその中のひとつです。大隅俊平は、その刃文が直線を描く「直刃(すぐは)」で知られ、「直刃の大隅」とも呼ばれました。
開催場所
大隅俊平美術館 仕事場
開催日時
令和6年10月27日(日曜日)
土取り実演 :午前10時30分〜11時30分
焼き入れ実演:午後2時〜3時
駐車場について
・駐車場には限りがありますので、乗り合わせでの来館にご協力をお願い致します。
・駐車場が満車の際は、宝泉行政センター(当館の西600m)の駐車場をご利用ください。