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太田市は「2050年脱炭素社会の実現に向けて」を表明しました
2050年脱炭素社会の実現に向けて
ー温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指した取組を進めますー
IPCC(国連の気象変動に関する政府間パネル)特別報告書の目標達成に向け、環境大臣から自治体での取組の重要性が表明され、太田市においてもこれに賛同し、2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指します。この表明は、群馬県内の市町村ではじめてとなります。
太田市の温室効果ガス排出量の削減目標
第2次太田市環境基本計画では、温室効果ガスの排出量を2017年度からの10年間で、基準年度である2013年度に対し15%削減することとし、2022年度の中間改定において32%削減することを目標としていますが、今後、更なる取組により排出量実質ゼロを目指します。
脱炭素社会に向けた今後の取組
本市は、「太陽光発電推進のまちおおた」として、全国に先駆けて再生可能エネルギーである太陽光発電に着目し、住宅団地における太陽光発電の実証実験やメガソーラー施設の設置、太陽光発電の普及促進に取り組んでいます。今後も再生可能エネルギーを軸として、脱炭素社会の実現に向けた取組を加速させ、幅広い分野で総合的な取組を展開していきます。
地産エネルギーの利用拡大
エネルギーの地産地消を目指して、市内電力会社と共同で、卒FIT者を対象とした太陽光発電の余剰電力を市内公共施設や事業者へ供給します。
広域で建設中の焼却施設の排熱を利用した発電を効率的に活用します。
新技術の普及促進
市内事業者が開発したアンモニア水を原料とした燃料電池の普及を進めます。
省エネ機器の導入推進
家庭での省エネ機器等導入促進のための補助メニュー等を拡充します。
市民・事業者との協働
市民に対しては、広報・HP等を通じ、また、事業者に対しては、商工会議所・商工会等と協働して、脱炭素社会に向けた呼びかけを行います。