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令和5年度当初予算(案)の概要
令和5年度一般会計予算の骨子
1 予算規模
会計区分 | 令和5年度予算(案) | 令和4年度予算 | 増減率 |
---|---|---|---|
一般会計 | 894億円 | 882億円 | 1.4% |
特別会計 | 416億3,089万2千円 | 416億6,763万3千円 | ▲0.1% |
下水道事業等会計 | 74億5,508万円 | 76億273万8千円 | ▲1.9% |
合計 | 1,384億8,597万2千円 | 1,374億7,037万1千円 | 0.7% |
2 予算の特徴
- (1)過去最大の予算規模
- 一般会計の予算規模は894億円で、過去最大の予算規模となりました。
主に高齢者、障がい者、子どもを支援するための社会保障費が大きな割合を占めています。
- (2)人にやさしいまちづくりのための予算
- 子育て支援として、新たに子育て世帯ベーシックサービス事業、給食費無料化事業、出産・子育て応援事業を実施するとともに、引き続き太田市独自の施策であるこどもプラッツ推進事業や高校生世代医療費無償化事業、重層的支援体制整備事業を実施します。
- (3)第7次実施計画関連事業の着実な取り組み
- ハード事業では、(仮称)太田西複合拠点公共施設建設事業、一般廃棄物選別施設整備事業、市内公営住宅集約促進事業、(仮称)市民体育館建設事業を継続事業として実施するほか、小中学校給食施設改築事業、小学校屋内運動場空調設備整備事業などに取り組みます。また、ソフト事業として、上記の子育て支援関連事業のほか、おおたプログラミング学校運営事業、住宅用再エネ機器導入報奨金、デジタル地域通貨(OTACO)事業などを実施します。
- (4)市民満足度の向上
- 満足度の低い道路網の整備については、道路維持経費等を拡充するなど、引き続き重点的に取り組むほか、要望の多い住宅リフォーム支援事業についても引き続き実施します。
- (5)財源の確保
- 主に市民税個人と市民税法人の増により市税全体では約388億円(前年度比7.6%増)を見込んでいます。他にも国・県支出金や企業版ふるさと納税寄附金の積極的な活用、財政調整基金からの繰入れ、さらには世代間の負担の公平を図るために市債を発行して、必要な財源の確保を図ります。