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9月は自殺予防月間です
改正自殺対策基本法(平成28年4月1日施行)では、9月10日から16日を「自殺予防週間」(群馬県では月間として実施)と位置付けています。
期間中、国、地方公共団体、関係機関と連携協力を図りながら、啓発活動や相談事業等を通じて、自殺対策の重要性に関する理解と関心を深めるとともに、悩みを抱えた人への支援を実施することとしています。
つらい気持ちを抱えている方へ
生きていることがつらいと感じている方、家族や知人から死にたいと相談された方、一人で悩みを抱え込まず、こころの相談窓口をご利用ください。
こころの健康相談統一ダイヤル
- 相談電話:0570-064-556(おこなおう まもろうよ こころ<外部リンク>)
- 開設日時:月曜日から金曜日(祝祭日、年末年始を除く) 午前9時から午後10時まで
こころのオンライン相談@ぐんま
- SNS相談(LINE)<外部リンク>
- 開設日時:毎日(祝祭日及び年末年始含む)午後7時から午前0時(受付は午後11時30分まで)
太田市の取り組み
- いのちささえる相談
- いろいろな相談(各種相談窓口)
- クリーンプラザ煙突ライトアップ(詳細はページ下部)
群馬県の取り組み
- いのち・つなぐサポートサイト<外部リンク>
- こころの健康センター<外部リンク>
- 太田保健福祉事務所<外部リンク>
国の取り組み(厚生労働省)
- まもろうよ こころ<外部リンク>
身近に「いつもと様子が違うな」と感じる人はいませんか?
身近な人のこころの危機に気づき、声をかけ話を聴いて、必要な相談機関につなぎ、見守る人のことをゲートキーパー(命の門番)と呼びます。
気づく
- 「もう消えてしまいたい」「自分は誰からも必要とされていない」 と発言する
- 感情が不安定になる、身なりに構わなくなる、興味があったことに関心を示さなくなる
- 仕事や家事が今までどおりにできない、極端に食欲がなくなり体重が減った、不眠を訴える
こういった「いつもと違う様子」を示している人は、一人で悩みを抱えている場合があります。
声をかける・話を聴く
いつもの様子と違うな、と感じたら、ためらわず声をかけてみましょう。
- 「なんとなく元気がないようだけど、何かあった?」
- 「私でよければ話を聴かせてくれない?」
悩みを打ち明けられたら、まずは相手の話すことに耳を傾け気持ちを受け止めましょう。
- 「それはとても大変でしたね」
- 「よく耐えてきましたね」
つなぐ
話を聴いてもらうだけでもこころは軽くなるものですが、必要に応じて相談機関を紹介しましょう。
悩んでいる本人が自分で相談できない時は、本人の許可を取り、代理で相談機関に連絡を取るとよいでしょう。
見守る
相談機関につないだ後も、普段どおりのコミュニケーションを取りながら、悩みを抱える人を見守りましょう。
大切な人を自死(自殺)で亡くされた方へ
群馬県こころの健康センターでは、ご遺族の相談事業等を実施しています。
大切な人を自死(自殺)で亡くされた方へ<外部リンク>
ライトアップ、ロゴマークについて
期間中、普及啓発の一環として、クリーンプラザの煙突をライトアップします。
日時:9月10日(水曜日)から9月16日(火曜日)まで
場所:クリーンプラザ煙突(太田市細谷町604番地1)
時間:日没から午後9時頃まで
ライトアップのイメージ [PDFファイル/900KB]
ライトアップ点灯色
国が定めた「いのち支える」ロゴマークに使用されている4色(オレンジ、緑、ピンク、青)を点灯します。
オレンジが「気付き」を、緑が「傾聴」を、ピンクが「つなぎ」を、青が「見守り」を表しています。
ロゴマーク、ロゴマーク作成の経緯等
「いのち支える」ロゴマークは、平成22年度の自殺対策強化月間にあわせて立ち上がった「いのち支えるプロジェクト」の中で、自殺対策に関連する様々なイベントや相談会等に、一体感・統一感を持たせようとの考えから作成されました。
デザインの背景にあるのは、自殺対策の相談対応において重要な「気付き、傾聴し、つなぎ、見守る」という4つの流れを一体的に行うことで「いのちを支える(自殺対策を行う)」のだ、という決意です。