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介護保険のサービス
介護サービスの種類
介護保険で利用できるサービスは、利用形態に応じて、在宅サービス・施設サービス・地域密着型サービスの3つに分けられます。
在宅サービス
在宅サービスを利用する際には、要介護状態区分に応じて、介護保険で利用できるサービス費用の上限額(支給限度額)が決められています。
限度額内で利用したサービス費用の1割〜3割が自己負担となります。
主な在宅サービスの支給限度額(1ヶ月)
要介護状態区分 | 支給限度単位 | 左記の支給限度単位とは別枠のサービス (自己負担1割〜3割) |
---|---|---|
要支援1 | 5,780単位 |
特定福祉用具(介護予防福祉用具)購入 1年間10万円まで 居宅介護(介護予防)住宅改修 20万円まで 居宅療養管理指導 介護予防療養管理指導 |
要支援2 | 10,531単位 | |
要介護1 | 16,765単位 | |
要介護2 | 19,705単位 | |
要介護3 | 27,048単位 | |
要介護4 | 30,938単位 | |
要介護5 | 36,217単位 |
実際の費用は「単位数×太田市の地域単価(10円~10.21円)」によって算定されます。
太田市の地域単価は、サービスの種類により個別に決められています。
注意
上限を超えてサービスを利用した場合には、超えた分の全額が利用者の負担となります
在宅介護(予防)サービスの種類
介護サービス | 介護予防サービス | 地域単価 |
---|---|---|
居宅療養管理指導 | 介護予防居宅療養管理指導 | 10円 |
福祉用具貸与 | 介護予防福祉用具貸与 | |
通所介護(デイサービス) | 10.14円 | |
短期入所療養介護(ショートステイ) | 介護予防短期入所療養介護(ショートステイ) | |
特定施設入居者生活介護 | 介護予防特定施設入居者生活介護 | |
短期入所生活介護(ショートステイ) | 介護予防短期入所生活介護(ショートステイ) | 10.17円 |
訪問リハビリテーション | 介護予防訪問リハビリテーション | |
通所リハビリテーション(デイケア) | 介護予防通所リハビリテーション(デイケア) | |
訪問介護(ホームヘルプ) | 10.21円 | |
訪問入浴介護 | 介護予防訪問入浴介護 | |
訪問看護 | 介護予防訪問看護 | |
特定福祉用具販売 | 介護予防特定福祉用具販売 | - |
住宅改修費支給 | 介護予防住宅改修費支給 |
※介護予防通所介護(デイサービス)・介護予防訪問介護(ホームヘルプ)は総合事業に移行しました。
施設サービス
施設サービスは、介護が中心か、治療が中心かなどによって、入所する施設を選択します。
施設サービスの種類
施設サービス | 対象 | 地域単価 |
---|---|---|
介護老人福祉施設 (特別養護老人ホーム) |
生活全般の介護が必要な人が対象。 | 10.14円 |
介護老人保健施設 (老人保健施設) |
在宅復帰をめざしリハビリを受けたい人が対象。 | |
介護療養型医療施設 (療養病棟等) |
病院での長期的な療養が必要な人が対象。 | |
介護医療院 | 医療と日常生活上の介護が一体的に必要な人が対象 |
注意
要支援1・2の人は、施設サービスを利用できません。
施設サービスを利用したとき(ショートステイを含む)は、施設サービス費の1割〜3割に加え、居住費・食費・日常生活費が自己負担となります。
地域密着型サービス
住み慣れた地域を離れずに利用できるなど、利用者のニーズにきめ細かく対応するサービスです。
利用者は、原則太田市民に限定されます。
地域密着型サービスの種類
介護サービス | 介護予防サービス | 地域単価 |
---|---|---|
認知症対応型共同生活介護 | 介護予防認知症対応型共同生活介護 | 10.14円 |
地域密着型特定施設入居者生活介護 | - | |
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 | - | |
地域密着型通所介護 | - | |
認知症対応型通所介護 | 介護予防認知症対応型通所介護 | 10.17円 |
小規模多機能型居宅介護 | 介護予防小規模多機能型居宅介護 | |
看護小規模多機能型居宅介護 | - | |
定期巡回・随時対応型訪問介護看護 | - | 10.21円 |
夜間対応型訪問介護(*) | - |
注意
「介護予防認知症対応型共同生活介護」は、要支援1の人は利用できません。
(*)印が付いたサービスは、令和2年3月現在、太田市でサービスを提供している事業所はありません。