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アートワーク
太田市庁舎を単なる建物にするのではなく、私たちの住んでいる土地の風土、歴史を再発見し、文化の息吹きを吹き込んで発信できる、そんな血の通った環境そのものに市民の皆様の手で育てて頂きたいと考えております。
心に残りやすく、文化を考えやすくするために環境造形は皆様の想いのきっかけにご活用ください。
- 環境としてのアート
作品は建物ができた後に選んだものではなく、すべて建築設計と同時進行で計画し、庁舎全体で豊かな顔が表現されるように、建物と一体の環境として融合することを求めました。
- 太田の良きイメージ
太田には金山をはじめ、塚廻古墳、武家屋敷、熊野神社の藤など様々な歴史、風土的要素があります。その要素を題材にして良き太田を再発見できるイメージの起点を求めました。
- 使われる造形群
作品は単に美術品としてだけでなく、ベンチ、サイン、照明等機能性を持たせて造形化されています。建築と機能を共有化させ実際に使える効率的なイメージ効果を求めました。
環境造形の1F配置場所
1F池:モニュメント
1F市民ロビー:塚廻り古墳を題材
に建築意匠と融合させた記載台造形
1F市民ロビー:
金山の四季を題材にした陶板壁画
1F情報コーナー:
熊野神社の藤棚を題材にした照明カバー
1Fシティーモール:
飛行機を題材にした
天上装飾造形
1Fラウンジ:
藤棚の色彩を題材に
建築構造を融合させた柱造形
1Fシティモール:
加茂川の滝を題材にした案内表示造形版
2F~12F:階数案内表示板造形
4F:周囲の山並と
映し込む田を題材にした
ベンチ造形
4F中庭:
金山の松茸を題材にした
照明造形
5F議会傍聴ロビー:
金山を題材にした照明