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アメリカ合衆国インディアナ州グレイターラフィエット
1.交流都市名
アメリカ合衆国インディアナ州
ラフィエット市・西ラフィエット市・ティピカヌー郡
City of Lafayette・City of WestLafayette・Tippecanoe County
(この2市1郡を総称してグレイターラフィエットといいます。)
2.提携年月日
昭和63年10月25日 覚書き調印
平成5年10月7日 姉妹都市提携協定書調印
3.覚書き調印の経過
富士重工業(株)といすゞ自動車(株)との合弁会社「SIA」(スバル・いすゞオートモーティブ)が米国インディアナ州ラフィエット市に進出したことが縁で、昭和63年4月にラフィエット市長以下36名が富士重工を訪れた際に、太田市を表敬訪問し、交流が始まる。
その年の10月に市長他6名がラフィエット市等を訪問し、今後もより一層の相互理解と友好を深めることを確認する覚書きに調印した。
その後、5年間の親善交流を踏まえ、平成5年10月西ラフィエット市長、ティピカヌー郡長ら13名が太田市を訪問の際、国際姉妹都市提携の協定書に調印する。
4.覚書き調印の状況
ティピカヌー郡裁判所の荘重なる広間において、太田市長、ラフィエット市長、西ラフィエット市長、ティピカヌー郡長の出席のもと、多くの関係者や報道陣の見守る中で取り交わされた。
5.協定書調印の状況
平成5年10月7日、午後2時から約1時間、太田市から当時の戸澤久夫市長、飯田裕重議長ら市、議会関係者13名が、また、アメリカからは病気のため出席できなかったラフィエット市のジェームズ・リーリ市長をのぞいた、ソニア・マージェラム西ラフィエット市長、ノーラ・ジェントリーティピカヌー郡長、商工会議所関係者ら13名出席のもと、太田市議会議場で行われ、姉妹都市として提携することを協約する協定書に調印した。
6.ラフィエット市等の概況
アメリカ合衆国インディアナ州に属し、同州北部に位置する緑豊かな美しい町。シカゴの南東125マイル、車で約2時間半程、人口は約20万人(ラフィエット市と西ラフィエット市ティピカヌー郡合計)、平均気温は、夏は23度、冬は-5.5度。
周辺はアメリカ北東部における近代工業地域であり、1000km以内に全米製造メーカーのトップ100社中24社が存在する環境である。
ラフィエット市は1825年、ウイリアム・ディグビーによって開かれ、独立戦争において、ワシントン将軍を援助したフランスのラフィエット将軍が1824年にこの地を訪れたことにちなんでラフィエット市と名付けられた。ティピカヌーという名前は1811年11月に戦われた「ティピカヌー戦争」から取った。
西ラフィエット市は、1869年に設立された全米屈指の総合工科大学であるパデュー大学の所在地。学生数は3万人を越える。米国の技術者の17人に1人は同大学出身である。
ラフィエット通り
太田大泉工業団地から太田南部工業団地、太田西部工業団地を通り、県道由良深谷線に至る市道飯塚西新町線、幅員18m、延長6,595mの幹線道路で愛称を「ラフィエット通り」という。
ラフィエット周辺に、SIAをはじめ、坂本工業、しげる工業、日本発条、富士部品工業、オギハラなど市内企業が進出していることや、都市交流を背景に、平成元年8月、主要産業道路のこの道がラフィエット通りと名付けられた。