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宝泉南部土地区画整理事業
土地区画整理事業の名称等
1.土地区画整理事業の名称
太田都市計画事業宝泉南部土地区画整理事業
2.施行者の名称
太田市
3.施行地区面積
42.6ヘクタール
4.施行期間
自 平成3年10月9日(認可の公告の日)
至 令和11年3月31日
5.総事業費
52億円
6.経過
- 都市計画決定 平成3年2月28日
- 事業計画認可 平成3年10月9日
- 実施計画承認 平成5年6月7日
施行地区の概要
1.施行地区の位置
本地区は、太田市の西南部に位置し、北は東武鉄道伊勢崎線沿線から南は一級河川石田川にかけて、西は一級河川大川及び道路界から東は道路界にかけての約42.6ヘクタールの地区で、中央部を国道354号バイパスが東西に横断している。
宝泉南部土地区画整理事業位置図 [PDFファイル/3.88MB]
2.施行地区の区域
- 太田市中根町、下田島町、泉町、新田木崎町の各一部
設計の概要
1.設計説明書
本事業は、幹線道路、補助幹線道路の整備を始めとし、公園、一級河川大川(水辺利用)等の整備改善を行うとともに、駅に近接していながら未整備のままとなっている地区の基盤整備を行い、環境良好な住宅地の創出を図り、コンパクトな街づくり形成を目的とする。
(2)施行地区内の土地の現況
本地区は、東武鉄道伊勢崎線木崎駅から南東側ほぼ1km圏内に含まれており、位置条件に恵まれながら道路等の公共施設の整備が立ち遅れ、土地の効率的な利用が図れないまま近年に至っている。なお、農地部に小規模の新興住宅地の開発が進行している。
道路は、幹線道路として地区南端部を南北に県道新田上江田尾島線(幅員12m)があり、その他は幅員6m以下の市道であるが、量的、質的ともに不足している。
宅地については、小規模開発地域は行き止まりが多く、防災上危険な状況にある。
(3)設計の方針
本地区は、地区全域を住宅地として計画する。
道路は、地区中央部を東西に横断する東毛幹線(国道354号バイパス)を広域幹線道路(W=25m~35m)として位置づけ、地区中央部の幹線道路として木崎尾島線(W=16m)を計画する。また、補助幹線道路4路線(W=12m~9m)を計画し、これらの道路に囲まれた内部に区画道路(W=12m~6m)を計画する。
公園については、地区のランドマークの中心となる一級河川大川に隣接して近隣公園(約17,000平方メートル)を1ヶ所配置し、街区公園は誘致距離等を考慮し2ヶ所配置する。
地区内の雨水排水の幹線となる一級河川大川は、一部蛇行部分を改修して整備(別途事業)する。