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太田市男女共同参画基本計画(平成20年度〜平成24年度)
計画策定の趣旨
太田市における男女共同参画社会の実現に向けての取り組みについては、合併以前の旧太田市では1999(平成11)年3月に「太田市女性プラン」を策定し、旧尾島町・新田町・藪塚本町では基本計画の策定こそなかったものの、それぞれに男女共同参画の推進が図られてきました。
その取り組みの基本は「女性も男性もすべての個人が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別に関わりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画社会の実現を、21世紀の我が国社会の最重要課題」とした男女共同参画社会基本法の認識を共有したものです。
しかしながら2007(平成19)年6月に実施した「男女共同参画に関する市民意識調査」の回答結果では、「男女の地位の平等感」に男女間でかなりの隔たりがありました。
私たちを取り巻く社会情勢は少子高齢化の一層の進行、価値観の変容、離間やDV(ドメスティック・バイオレンス)の増加など、絶え間なく変化しています。
このことは私たちの生き方や生活のあり方、家族関係のあり方、働き方、コミュニティのあり方など、個人、家族、職場、地域社会など全てに関連しています。
このような時代や社会の変化に呼応して、男女共同参画社会形成の計画は、常に課題を明らかにしながら改定していく必要性があります。
今後引き続き取り組むべき課題や新たな課題に対応するために「太田市男女共同参画基本計画」を策定しました。
計画の期間
2008(平成20)年度から2012(平成24)年度までの5年間