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体位管理

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0003024 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

仰臥位(ぎょうがい)

  • 背中を下にした水平な体位
  • 全身の筋肉などに無理な緊張を与えない自然な姿勢
  • 心肺蘇生法を行うのに適している

膝屈曲位(ひざくっきょくい)

  • 仰臥位で膝を立てた体位
  • 腹部の緊張と痛みを和らげる姿勢
  • 腹部に外傷を受けた場合や腹痛を訴えた場合に適している

腹臥位(ふくがい)

  • 腹ばいで、顔を横に向けた体位
  • 食べた物を吐いているときや、背中にけがをしているときに適している

回復体位〔側臥位(そくがい)〕

  • 傷病者を横向きに寝かせ、下あごを前に出して気道を確保し、上側の手の甲に傷病者の顔を乗せる
    さらに上側の膝を約90度曲げ後ろに倒れないようにする
  • 窒息防止に有効で、反応(意識)のない傷病者に適している

半座位(はんざい)

  • 上体を軽く起こした体位
  • 胸や呼吸の苦しい傷病者に適している
  • 頭にけがをしている場合や脳血管障害の場合に適している

座位(ざい)

  • 座った状態でいる体位
  • 胸や呼吸の苦しさを訴えている傷病者に適している

ショック体位(足側高位)

  • 仰臥位で足側を高くした体位
  • 貧血や出血性ショックの傷病者に適している
  • 頭にけがをしている場合には適していない(仰臥位にする)