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低圧進相コンデンサの火災にご注意ください!

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0003037 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

「低圧進相コンデンサ」からの出火と思われる火災が、当消防本部管内でも発生しています。
「低圧進相コンデンサ」による火災の原因のほとんどが、長期使用に伴う絶縁劣化により発熱し、出火しており、全国的には死者も発生しています。

「低圧進相コンデンサ」とは?

 「低圧進相コンデンサ」は、低圧200V~600Vで受電する作業場や飲食店などで、モータ等を使用する電気機器や業務用冷蔵庫の力率を改善し、電力を効率よく使用するための機器として、1940年(昭和15年)頃から配電盤などに設置されています。
 設置されている主な建物用途として、工場、作業場、クリーニング作業場など、モータ等の動力機器を使用する建物や、飲食店、小売店などで業務用の冷蔵庫、冷凍庫を使用する建物の配電盤等に設置されています。

「低圧進相コンデンサ」の火災を防ぐためには

  1. 機器を使用しない時はメインブレーカーを切り、低圧進相コンデンサに電圧がかからないようにしましょう。
  2. 特に、昭和50年(1975年)以前に製造された製品には保安装置が内蔵されていないため、被害が拡大する危険性がありますので使用の停止や交換することなどが必要です。
  3. 概ね10年以上経過したものは、専門業者による点検を受け、計画的に交換しましょう。

製造年の確認方法等については、一般財団法人日本電機工業会のホームページで紹介していますので、確認してください。

一般財団法人日本電機工業会ホームページ<外部リンク>