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オーストラリア代表チームが東京2020オリンピック競技大会事前キャンプを実施しました(令和3年度)
東京2020オリンピック競技大会事前キャンプ
2021年6月1日〜7月17日(47日間)
オーストラリア女子ソフトボール代表チーム「オージー・スピリット」が、東京2020オリンピック競技大会の事前キャンプのため、太田市にやって来ました。
これまで太田市では3度の事前キャンプを受入れしており、今回が4度目。
新型コロナウイルス感染症によるオリンピック大会の日程延期後、全国ではじめての海外選手団の受入れということで、世界中の注目を集めました。
選手23名、スタッフ10名、総勢33名のチームは、厳戒態勢の中、感染症予防の対策をとりながら、約1ヶ月半という長期間に渡ってトレーニングと練習試合を実施しました。
チーム到着時のコメント
「私たちのチームを受け入れてくださること、そして7月のオリンピックへの準備をさせていただけることを、太田市にとても感謝しています。
私たちチームは、太田市と日本の皆さんを尊重し、滞在中に全員の安全を守るために適用される規則に則り、キャンプ期間中、ただただ練習に集中するつもりです。
私たちは幸運なことに、日本との対戦でオリンピック競技を開幕させる最初のチームとなりました。とても興奮するとともに、光栄に感じています。
日本の皆さんが私たちを受け入れてくださったご厚意に感謝し、良い試合をお見せできることを楽しみにしております」
監督 レイン・ハーロウ
オリンピック出場チームメンバー
オリンピック競技大会の出場チームとして、15名の選手が選ばれました。
チームへの激励
2021年6月7日(月曜日)、「オージー・スピリット」の大会での健闘を祈念し、市長から激励の言葉が贈られました。
また、6月21日(月曜日)には、駐日オーストラリア大使がチームの応援のため、練習会場である太田市運動公園野球場を訪れました。
激励を受ける選手たち
市長による激励
練習試合
滞在期間中、オージー・スピリットはトレーニングのほか、日本リーグの実業団チームや大学チームと18日間27試合の練習試合を実施しました。
交流イベント
人との接触が厳しく制限される中、感染症対策に配慮しながら、2021年7月5日(月曜日)と7月7日(水曜日)に市内小学校・こども園・幼稚園との交流イベントが実施されました。
記念品の贈呈や、オーストラリア国歌の披露、応援のメッセージやエールなど、練習会場と宿泊施設の往復のみに行動範囲を限られた選手たちにとっては、貴重なふれあいの機会となり、たくさんの笑顔が見られました。
チームからのメッセージ
2021年7月17日(土曜日)、オージー・スピリットはオリンピック選手村へ向けて、太田市を発ちました。
出発に際し、太田市民及び支援してくださった全国の方たちに向け、チームから次のようなメッセージをいただきました。
東京2020オリンピック競技大会について
オープニングラウンド開催期間:2021年7月21日(水曜日)〜26日(月曜日)
会場:福島あづま球場、横浜スタジアム
最終順位:オーストラリア代表チーム 5位
- 位 日本
- 位 アメリカ合衆国
- 位 カナダ
- 位 メキシコ
- 位 オーストラリア
- 位 イタリア
チームより義援金を送りました
事前キャンプ滞在期間中である2021年7月、静岡県熱海市伊豆山地区で発生した大規模な土砂災害が発生しました。
被害を知ったチームの申し出により、2021年7月15日(木曜日)付けで、選手・スタッフたちから熱海市へ、義援金として162,000円を送りました。
在日オーストラリア大使館より寄贈
2021年10月15日(金曜日)、在日オーストラリア大使館よりトム・ウィルソン参事官が市役所を訪れました。
事前キャンプ受入に対する感謝の言葉をいただき、また、オーストラリアオリンピックチームの公式ウェア26セットの寄贈を受けました。