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【太田市の遺跡・遺物】紹介動画YouTube
太田市では数多くの遺跡や遺物が見つかっています。その中でも特に重要なものは国県市の指定を受けますが、指定されていないものでも珍しい遺跡や遺物があります。ここでは指定されていないものを含め遺跡や遺物を【動画】で紹介します。
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古墳時代
古墳時代の巨大集落と希少な遺物「反丸遺跡」
反丸遺跡(太田市吉沢町)
太田市北部の反丸(そりまる)遺跡は、おおた渡良瀬産業団地の造成に伴い、平成29年度から令和2年度にかけて発掘調査を行いました。古墳時代の竪穴建物跡400軒以上、遺物収納箱900箱以上の遺物が見つかり、一つの巨大集落の様子が明らかになりました。
また石製模造品(せきせいもぞうひん)の製作工房と思われる建物跡が10軒以上確認され、祭祀(さいし)にかかわる遺物のほか、本来希少とされる遺物が多く出土しました。
→ YouTube「反丸遺跡」紹介動画(約11分) へ<外部リンク>
古墳時代の音 〜1500年前の土鈴〜
反丸遺跡(太田市吉沢町)
反丸(そりまる)遺跡の竪穴建物跡からは、古墳時代の土製の鈴【土鈴(どれい)】も出土しています。ほぼ壊れている箇所もなく、当時(1500年前)の人々も聴いたであろう音と同じ音を聴くことができます。
→ YouTube「古墳時代の音」(約5分) へ<外部リンク>
太田市の古墳
天神山古墳ほか市内の古墳(太田市)
太田市では、東日本最大の古墳である【天神山古墳】に代表される数多くの古墳が存在し、その数は現在確認されているだけでも1700基近くに上ります。今回はその中でも有名な古墳を中心に取り上げ紹介します。
→ YouTube「太田市の古墳」(約9分) へ<外部リンク>
奈良・平安時代
古代の高速道路「東山道駅路」
東山道駅路(太田市)
東山道駅路(とうさんどうえきろ)は、奈良・平安時代に都と東国を結んでいた道です。「東山道」とは北海道と同じく地域の名称で、「駅路」とは7世紀後半に国家によって整備された、都と地方を結ぶ全国的な道路網のことです。
太田市では発掘調査によって幅10mを超える道が3ルート確認され、周辺では関係する遺構や遺物が見つかっています。
→ YouTube「東山道駅路」紹介動画(約9分) へ<外部リンク>
中世
不落の城 新田金山城
【金山城跡】(太田市金山町ほか)
国指定史跡金山城(かなやまじょう)は1469年、新田一族の岩松家純により築城され、下剋上によって城主となった由良氏の時代に全盛を迎えます。上杉謙信や武田勝頼など有力戦国大名から度重なる攻撃を受けますが、一度も落城することなく難攻不落を誇りました。
石垣を多用した山城(やまじろ)で、山頂付近に2つの大きな池を持つ全国的に珍しい城です。
→ YouTube「不落の城 新田金山城」紹介動画(約9分) へ<外部リンク>