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毛里田かるた作成にあたって
この「かるた」は、毛里田地区青少年健全育成推進会議が中心となり、皆さんの応募により作成いたしました。
作成にあたっては、毛里田村当時(昭和30年代)、歴史かるたとして読み札の句が作られましたが、一般には周知されずにいたのを見直したらどうかということで、いろいろ検討したところ時代に適合しない部分もあるので、新しい観点に立ち、地区民の一般公募により作成することになりました。
毛里田地区は、緑ゆたかな金山、八王子丘陵と清き流れの渡良瀬川とを有する恵まれた自然の中で、古代より生活の営みが行われ、先人たちの足跡が各地区に多くの文化遺産として点在しています。そして、この地に根づいた人々の智恵とたゆまぬ努力により、連帯、協調、自主、誠実、勤勉等、躍動感あふれる風土、気風の備わった、すばらしい所が毛里田地区です。
この、ふるさと毛里田をよく知り、永く愛し、先人たちののこした自然、文化、伝統等を継承しいつまでも大切に守り育て、さらに発展させたいという願いをこめて「毛里田かるた」を作成いたしました。
読み札の応募数は135句、絵札の応募数は541点にも及びました。採用作品の審査については、学識経験者の選定委員会の協議を経て解説文と共に、作成委員会で決定いたしました。
ご協力をいただきました、すべての皆さんに深く敬意と感謝を申し上げ、この「かるた」が末永く愛用されることを希望いたします。
平成11年1月1日
毛里田地区青少年健全育成推進会議
「毛里田かるた」作成委員会 会長 長島寅夫
平成11年3月14日
撮影 久保田耕造 氏