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西野の層塔及び残片
西野の層塔は2基分あり、相輪部2・笠部7・基壇2からなります。市内では現存する層塔の数は少なく、欠損が激しいですが、鎌倉期のものとして貴重な資料です。
建設された由来などは一切不明ですが、付近にある西福寺の過去帳によると、江戸時代末には墓石として利用されていたといわれます。
この層塔は2基以上のものが混在しているものと考えられ、正しい組合せは不明です。製作年代は、天神山凝灰岩(みどり市笠懸町産出)を使用していること、屋根部の稜線と軒端の反りが少ないこと等から、鎌倉時代中期のものと考えられています。
指定区分 | 太田市重要文化財[建造物(石造物)] |
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指定年月日 | 昭和60年4月8日 合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました |
所在地 | 太田市藪塚町2658-1 |
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