ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

赤堀八幡宮の獅子舞

4 質の高い教育をみんなに11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0004502 更新日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示

赤堀八幡宮の獅子舞  新田氏の祖源義重は新田荘下司職に任じられ、保元2年(1157)に新田荘を領有し開発に力を尽くしました。その際に領内の8ケ所へ八幡社を勧請して守り神としたと伝えられています。赤堀八幡神社はその一つで例年10月中旬の日曜日に、伝統の獅子舞が奉納されています。
 獅子頭には元禄年間(1688~1704)の墨書があることから、この当時から行われていたと推察されます。法眼・雌獅子・雄獅子の獅子頭を3人がかぶり、白の襦袢水玉模様の衿、紺の手甲、草履履きで盛装し、鳥居前で両端に万燈を立て、三つ巴になり庭廻りという踊りを笛・太鼓・唄に合わせて威勢よく踊ります。この踊りは、「ささら子」と言われ、十二・三歳の子供が演じ、社前でも踊り、奉納します。奉納舞が終わると大人に代わって村廻りとなります。村の中央墓地にある万日堂前で祖先に村内安全を祈り、本郷・下地区・上地区の順に万燈を先頭に笛・太鼓を叩きながら廻ります。
 万燈は色紙を割竹に飾り付けて、中央上部に4面を和紙で張り、「五穀豊穣」「村内安全」などと書き、廻り終えたら解体して悪魔よけとして集まった人達に配っています。

指定区分 市指定重要無形民俗文化財
指定年月日 平成9年3月31日
合併に伴い、平成17年3月28日に改めて新市の文化財として指定されました
所在地 太田市新田赤堀町342 赤堀八幡宮